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〓〓〓〓〓■■■■−中小企業ネットマガジン〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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■■ 編集&発行=e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/index.html
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆Vol.0295/2007.9.5◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
☆★☆★ 巻頭コラム ☆★☆★
伝統は技術の宝庫
◆繊維王国ニッポンというと過去の栄光の代名詞のようにとられがちだ。どっ
こい、歴史ある産業だけに、世界が求めるミシン技術はなお多い。ヤマトミシ
ン製造株式会社(大阪市、近藤章吾社長)の「VGSシリーズ」はその典型だ。
この技術無くして世界の繊維産業無しと言わしめる不可欠の技術だ。
◆歴史ある企業だ。発足1927年(昭和2年)。工業用ミシンメーカーとして誕
生している。以来、わが国繊維産業の栄枯盛衰を身をもって体験してきた。繊
維王国時代の日本ももちろん、頂点から後ずさっていく時代もまた渦中にあっ
た。途上国の追い上げに象徴される世界的な繊維産業の構造変化に直面してき
た。しかし、そのつど、同社がしぶとさを発揮したのは、工業用ミシンをルー
ツとする独特の縫製ミシン技術とその機械だ。最近の下着材料として伸びてい
るストレッチ素材。主要国の女性(18−49歳)の約70%が、ストレッチ
素材を定番としている流れをキャッチ、その縫製に欠かせない高度技術を同社
は磨き続けてきたのだ。ストレッチ素材の縫製には、縫いずれやよじれが起こ
りやすいのが泣き所。素材の伸縮率を下げてしまうのだ。同社の新開発技術
「VGS」はこれを克服し、しかも伸縮率を倍増するものだった。伝統の技術
の中で宝の技術が磨きあげられたのだ。
◆もちろん伝統技術を磨き上げたのも成功の大きな要素だ。しかしそれにとど
まらない。世界の縫製の需要変化に絶えず最新の目配りを怠ってこなかった情
報収集力を同社では培って来た。さらに、編み機、自動裁断機、ミシンの3点
セットを扱うので、布地の生産、裁断、縫製装置すべてを一貫して生産供給で
きる強みも持つ。加えて、世界の縫製メーカーに、これらの強みをバックにし
っかり提案営業する力も備えている。ある縫製メーカーがすべてのサプライヤ
ーに値下げを求めたことがある。しかし、ヤマトは唯一その要求に応じず、逆
に、コストダウン可能な新技術を勧めたという。
◆繊維復活の試みが盛んだ。ヤマトの縫製機械技術の強さに学ぶ点は少なくな
いと見る。(編集子)
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》》》ラジオ番組「大沢悠里のにっぽん元気カンパニー」《《《
番組内容・放送局などはここをご覧ください
http://www.smrj.go.jp/kikou/info/radio/nippon/007865.html
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☆★☆★今週のトピックス☆★☆★
1.【福井】平成19年度「一日中小企業庁in ふくい」の開催について
〜世界へ! 地域からの挑戦!〜
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2.【広島】情報モラル啓発セミナー「情報社会で企業に求められる情報モラ
ル −人権に配慮した個人情報の保護・情報セキュリティ−」の開催
……………………………………………………………………………………………
3.【全国】「Japan Venture Awards 2008」の推薦募集
……………………………………………………………………………………………
4.【全国】地域資源活用支援に係る「都道府県別地域支援事務局」の開設
……………………………………………………………………………………………
5.【東京】「中小企業のための知的資産経営セミナー」の開催
……………………………………………………………………………………………
6.【長野】「街元気プロジェクト2007 長野市現地実習」の参加者募集
……………………………………………………………………………………………
7.【東京】「MIC−こくきん共催 創業支援セミナー」の開催
……………………………………………………………………………………………
8.【東京、岐阜、大阪】「研究費支援公募事業への応募を見据えた研究発表
会」の開催
……………………………………………………………………………………………
9.【東京、大阪】「特許ビジネス市」の開催
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1.平成19年度「一日中小企業庁in ふくい」の開催について
〜世界へ! 地域からの挑戦!〜
◆中小企業庁、近畿経済産業局、福井県では、平成19年9月11日(火)に
福井県(福井商工会議所ビル)にて「一日中小企業庁 in ふくい」を開催いた
します。
午前中は、福井県、中小企業基盤整備機構北陸支部主催の『健康長寿ビジネ
ス創出フォーラム〜地域資源の活用による新事業展開〜』を開催し、地域資源
を活かした健康長寿ビジネスの創出・育成について考えます。午後は、『中小
企業フォーラム』と題し、福水中小企業庁長官より最新の施策情報をご説明す
るとともに、「世界へ 地域からの挑戦!〜事業の質的拡大を目指して〜」を
テーマにパネルディスカッションを開催します。
中小企業の皆様はもちろん、中小企業施策に関心のある方は福井県の内外を
問わずどなたでも無料で入場できますので、奮ってご参加下さい。詳しくは下
記のURLをご覧ください(旅費は各自でご負担いただきます。)。
http://www.chusho.meti.go.jp/event/070724ichiniti.htm
[問い合わせ先]
中小企業庁広報室
電話:03−3501−1709
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2.情報モラル啓発セミナー「情報社会で企業に求められる情報モラル
−人権に配慮した個人情報の保護・情報セキュリティ−」の開催
◆財団法人ハイパーネットワーク社会研究所では、中小企業庁の委託により、
10月2日(火)にメルパルク広島(広島市中区)にて標記セミナーを
開催します。今や企業活動においてインターネットの利用は不可欠ですが、イ
ンターネットを悪用した誹謗中傷、名誉毀損、顧客情報の漏洩などの人権問題
が急増しており、その利用にあたっては個人情報保護・情報セキュリティへの
十分な対策が企業の社会的責任となっています。
本セミナーでは、こうした情報社会において、企業が高い信頼を獲得し、よ
り効果的に活動するために必要な考え方や取り組みについてご紹介します。参
加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。詳しくは下記URLをご覧くだ
さい。
http://www.hyper.or.jp/moral2007/hiroshima/
[問い合わせ先]
財団法人ハイパーネットワーク社会研究所(担当:渡辺、倉掛、植木)
電話:097−537−8180
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3.「Japan Venture Awards 2008」の推薦募集
◆創業・ベンチャー国民フォーラムでは、標記の募集を9月28日まで行って
います。創業・ベンチャー−企業に対する国民理解の向上と、独創性に富む起
業家精神の発揮等の国民意識の涵養を図ることを目的に、社会的に価値ある起
業に向けて挑戦する人たちを称え、表彰するもので、起業家部門、起業支援家
部門、シニア部門のほか、新たに起業教育部門も加えました。審査を経て、表
彰式は、来年2月5日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行います。
推薦要領等詳しくは下記のURLをご覧下さい。
http://j-venture.smrj.go.jp/jva/08_outline.html
[問い合わせ先]
創業・ベンチャー国民フォーラム事務局
電話:03−3502−3248
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4.地域資源活用支援に係る「都道府県別地域支援事務局」の開設
◆中小機構では、「中小企業地域資源活用プログラム」に基づいて地域資源を
活用した新事業に取り組む中小企業に、構想段階から事業化まで一貫したハン
ズオン支援を行うため、このほど、都道府県の相談窓口である「都道府県別地
域支援事務局」を全国49カ所に開設しました。既に設置されている「地域資
源活用支援事務局」(中小機構各支部・沖縄事務所)とともに、地域資源を活
用した新事業創出に関する相談などに無料で応じます。お近くの支援事務局に
ご相談ください。詳しくは下記のURLをご覧下さい。
http://j-net21.smrj.go.jp/expand/shigen/contact/index.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 地域経済振興部 地域資源活用推進室
電話:03−5470−1194
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5.「中小企業のための知的資産経営セミナー」の開催
◆中小機構では、標記セミナーを9月27日に同機構セミナールーム(東京都
港区)で開催します。「財務諸表に表れない経営資源を活かす」をサブテーマ
に、見えざる資産(知的資産)を認識・活用し、いかにして長期にわたり企業
価値を高めていくか、本セミナーでは「中小企業のための知的資産経営マニュ
アル」の活用の仕方、「知的資産経営報告書」の作成のポイントを解説します。
参加は無料。定員は先着100名。詳しくは下記のURLをご覧下さい。
http://www.smrj.go.jp/keiei/tokutei/031428.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 人材支援業務課
電話:03−5470−1645
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6.「街元気プロジェクト2007 長野市現地実習」の参加者募集
◆街元気プロジェクトでは、9月11日と12日の2日間にわたり長野市で現
地実習を行います。空き店舗の再生やテナントミックスなど長野市の取り組み
を見学し、その中心人物である街元気リーダーから話を聞くなど、まちづくり
の考え方などを学びます。定員は10名(申込順)。受講は無料(交通費や宿
泊費などは自己負担)。参加申込等詳しくは下記のURLをご覧下さい。
http://www.machigenki.jp/modules/tinyd4/index.php?id=40
[問い合わせ先]
街元気プロジェクト事務局(中小企業基盤整備機構 まちづくり推進課内)
電話:03−5470−1632
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7.「MIC−こくきん共催 創業支援セミナー」の開催
◆MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、国民生活金融公
庫東京支店と共催により、標記セミナーを9月19日に同センター(東京都港
区)で開催します。金融機関の視点から、創業間もない企業の事業構築のポイ
ントについて、多数の事例をもとに講演するほか、個別相談会も行います。参
加は無料。定員はセミナー30名、個別相談会は9組(いずれも先着順)。申
込締切は9月18日。詳しくは下記のURLをご覧下さい。
http://www.micim.jp/financeseminar.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 MINATOインキュベーションセンター
電話:03−5444−8531
……………………………………………………………………………………………
8.「研究費支援公募事業への応募を見据えた研究発表会」の開催
◆科学技術振興機構(JST)では、イノベーション創出の可能性を秘めたシ
ーズ候補を産業界の視点で探索する機会として、標記の研究発表会を開催しま
す。日程は以下のとおりです。いずれも参加は無料。申し込み等詳しくは下記
のURLをご覧ください。
◇9月12日「生体・材料・バイオ応用メカニクスに関する先端研究発表」
関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市)
http://deainoba.jp/meeting/070912/
◇9月18日「大学発の金属材料イノベーション」
岐阜グランパレホテル(岐阜市)
http://deainoba.jp/meeting/070918/
◇9月21日「北海道大学工学系イノベーションブリッジ2007」
東京ステーションコンファレンス(東京都千代田区)
http://deainoba.jp/meeting/070921/
[問い合わせ先]
科学技術振興機構 技術展開部 イノベーション創出課
電話:03−5214−7995
……………………………………………………………………………………………
9.「特許ビジネス市」の開催
◆工業所有権情報・研修館は、標記イベントを9月26日に家の光会館(東京
都新宿区)で、10月17日に大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)で開
催します。特許技術などのシーズを保有する方々が技術の内容・効果やビジネ
スプラン等を説明し、金融機関、民間知財業者、ライセンシー候補企業、一般
参加者等から当該技術のライセンス、商品開発のための共同研究、商品の販売
協力、事業資金の支援等の申し出を募るものです。参加は無料。定員は150
名。申し込み等詳しくは下記のURLをご覧下さい。
http://www.ryutu.inpit.go.jp/business/index.html
[問い合わせ先]
社団法人発明協会 特許流通促進事業センター 特許流通市場開発グループ
電話:03−5402−8434
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日本最大級のベンチャーマッチングイベント
「ベンチャーフェアJAPAN2008」出展者募集中!
http://vfj2008.smrj.go.jp
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☆★☆★調査・研究レポート等☆★☆★
◆規模別製造工業生産指数7月分速報(8月31日発表)
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kibobetu/index.html
◆「中小企業景況調査(2007年8月調査)」
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/keikyoyouyaku.pdf
◆中小企業動向トピックス(2007年8月20日発行)
「企業間連携を成功に導くマネジメント」
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/report/c3_0789.pdf
◆中小企業動向トピックス(2007年8月24日発行)
「民間シンクタンク等の2007、08年度経済見通し
〜07年度後半から再び回復との見方は変わらず〜」
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/report/c3_0792.pdf
◆中小企業動向トピックス(2007年8月27日発行)
「騰勢を強める原油価格と中小企業の収益面への影響」
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/report/c3_0790.pdf
◆早期景気観測調査(日本商工会議所)(2007年8月調査:8月31日発表)
http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html
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☆★☆セレクト地域通信☆★☆
■埼玉県■
★戸田市起業支援センターへの入所者募集!
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★戸田市起業支援センターへの入所者募集!
戸田市起業支援センター(埼玉県戸田市本町)では、支援室の入所者を募集
しています。募集の支援室は5室。供用施設として会議室、応接室、託児スペ
ースなどがあります。入所期間は原則として3年まで。各種アドバイザー5名
が事業をサポートします。支援室の面積、賃料、入所資格など詳しくは下記の
URLをご覧下さい。
http://www.city.toda.saitama.jp/12/11613.html
[問い合わせ先]
戸田市役所 経済振興課 産業創出担当
電話:048−441−1800
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☆★☆★お役立ち情報☆★☆★
●中小企業庁ホームページ
http://www.chusho.meti.go.jp/index.html
●電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/sodan.html
●中小企業基盤整備機構ホームページ
http://www.smrj.go.jp/
●中小企業会計啓発・普及セミナーの開催(中小企業基盤整備機構)
http://www.smrj.go.jp/jinzai/seminar/001398.html
●中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
●商工中金の特別貸付のご案内(商工組合中央金庫)
http://www.shokochukin.go.jp/financing/kashitsuke.html
●国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
●国民公庫ホームページに「こくきん創業支援センター」コーナーを新設
(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/sinkikaigyou/center/index.html
●全国信用保証協会のご案内(全国信用保証協会連合会)
http://www.zenshinhoren.or.jp/access.htm
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中小企業をサポートする経営コンサルタント、その中でも代表的な存在が
「中小企業診断士」です。「だけど、中小企業診断士って何をしているの?」、
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【問い合わせ先】中小企業基盤整備機構 広報統括室 広報課(J-Net21)
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