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〓〓〓〓〓■■■■−中小企業ネットマガジン〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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■■ 編集&発行=e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/index.html
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞Vol.0230/2006.5.17∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
☆★☆巻頭コラム☆★☆
“耳で話す”技術で通信機器の新機軸を拓く
◆人間の耳の機能は本来“聞く”ことにあるが、ベンチャー企業である株式会
社マイクロエムズ(東京都台東区、枡田正次社長)は“耳で話す”技術を開発
し、通信機器の用途拡大にインパクトを与えている。この意表をついた新技術
は平成16年度の中小企業優秀新技術新製品賞で最高位の中小企業庁長官賞を
受賞して一躍脚光を浴びた。反響は大きく、その応用製品が携帯電話に搭載さ
れるなど、あっという間に大化けする可能性を強めてきた。
◆人が声を出す時、鼓膜も振動して微弱な音声信号を発している。ここに着目
した同社は、その微弱振動を薄い振動板で吸収・増幅して相手方に伝え、会話
ができる技術を開発した。自分の鼓膜の振動と相手の声をクリアに分離する特
殊な振動板によって、マイク(聞く)とスピーカー(話す)の両機能を果たす
ようにしたのである。無線機用として実用化した製品は自衛隊や警察関係に採
用されたが、本命は補聴器や腕時計サイズの小型通信機器及び携帯電話分野だ。
その狙い通り、昨年秋には大手電機メーカーが同技術をもとに、イヤホンだけ
で音声の受信・送信が可能な専用LSIを開発し、これを組み込んだ携帯電話
機が本格的に登場しつつある。膨大な市場規模がある携帯電話機への採用で同
社の新技術が表舞台に立つことにもなる。
◆同社は平成10年12月設立のベンチャー企業。メカトロニクス技術を強み
に、特に通信機器分野で独創性を強め、「耳で話す」という双方向同時通話技
術を経営の柱に育てることに注力してきた。その甲斐あって、新技術の応用分
野が広がり、独自のユーザーも開拓できた。数字面でも成果が表れ始め、今年
の創業7年目をジャンプ台に売上拡大ピッチを大幅に速める状況にある。
◆情報通信分野は技術革新の奔流にある。本物の技術で、そのうえ時流に乗れ
ば開花も早い。同社の「創業10周年までに株式上場を具体化したい」という
経営目標の達成も、本物技術との評価を得ることと表裏一体のようだ。
(編集子)
◇◆◇◆◇◆ラジオ番組「大沢悠里のにっぽん元気カンパニー」◇◆◇◆◇◆
音声で聴く中小企業のライブケースライブラリー
http://www.smrj.go.jp/kikou/info/radio/007972.html
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★☆★今週のトピックス★☆★
1.「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち実用化研究開発事業」のテー
マ募集!
2.「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち事業化支援事業」のテーマ募
集!
3.「平成18年度下請取引改善講習会」の開催
4.「中小企業のための環境会計セミナー」の開催
5.「同志社発インキュベーション施設(D-egg)説明会」の開催
6.「企業未来!チャレンジ21」の新作放映のお知らせ
7.「<四銀>経営セミナー」の開催
8.「警備業における能力開発」の研究及びセミナーの開催
9.「東京大学 情報セキュリティコミュニティ」のご案内
10.JANBO Awards表彰式、第12回JANBOセミナー(東京開催)参加者募集!
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1.「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち実用化研究開発事業」のテー
マ募集!
◆中小企業庁では、標記の事業について、平成18年度第2回目のテーマを募
集します。募集期間は6月8日(木)から6月29日(木)まで。
応募したテーマが採択された場合には、経費の一部について補助金を受ける
ことができます。新たな事業展開を目指し新技術、新製品の実用化研究開発を
行おうとする方の応募をお待ちしています。詳しくは下記URLをご覧くださ
い。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/060116startup_koubo_yokoku.htm
[問い合わせ先]
各経済産業局産業技術課等(詳しくは上記URLの資料2をご参照ください。)
または
中小企業庁 経営支援部 技術課[担当:横瀬又は鴫原(しぎはら)]
電話:03−3501−1816
2.「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち事業化支援事業」のテーマ募集!
◆中小機構では、標記の事業について、平成18年度第1回目の募集を行いま
す。期間は5月10日(水)から6月9日(金)まで。優れた技術シーズ・ビ
ジネスアイデアはあるものの、新事業開拓に取り組むことが困難な状況にある
創業者又は中小企業者に対して、資金面での助成に加えビジネスプランの具体
化・実用化、更に販路開拓に向けたコンサルティングをも実施し、事業化・市
場化を総合的に支援します。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/venture/grant/
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 新事業支援部 新事業支援課 助成金担当
電話:03−5470−1539
3.「平成18年度下請取引改善講習会」の開催
◆財団法人全国中小企業取引振興協会は、平成18年度下請取引改善講習会を
6月16日(金)から、全国各地で開催いたします。この講習会は下請取引の
適正化推進事業の一環として毎年度実施しているもので、下請代金支払遅延等
防止法、下請中小企業振興法等下請取引に関連する諸法令の周知徹底を目的と
しています。受講対象者は、資材、購買、外注、発注等の業務を担当されてい
る方等で、受講料は無料となっています(テキスト代2,000 円)。詳しくは下
記URLをご覧ください。
http://www.zenkyo.or.jp/
[問い合わせ先]
財団法人全国中小企業取引振興協会
電話:03−5541−6688
4.「中小企業のための環境会計セミナー」の開催
◆中小機構では、標記のセミナーを5月25日に同機構会議室(東京都港区)
で開催します。中小企業の大きな経営課題のひとつである環境問題への対応と
して、環境会計の有力ツールで新しい原価管理のツールでもあるMFCA(マ
テリアルフローコスト会計)について要点をわかりやすく解説します。参加は
無料。定員は100名(先着順)。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/tokutei/012527.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 経営支援課
電話:03−5470−1520
5.「同志社発インキュベーション施設(D-egg)説明会」の開催
◆中小機構では、標記説明会を6月9日に同志社大学京田辺キャンパス夢告館
(京都府京田辺市)で開催します。D−egg(ディーエッグ)は同志社大学
連携型起業家育成施設で、9月に入居者募集を開始します。本説明会では、施
設の概要、同志社大学が取り組む産学連携策及びそのメリット等について説明
します。入居希望の有無にかかわらず企業、起業家、学生等の参加が可能です。
参加は無料。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.d-egg.jp/index.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 D−egg開設準備室
(同志社大学リエゾンオフィス内)
電話:0774−65−6223
6.「企業未来!チャレンジ21」の新作放映のお知らせ
◆中小機構では、標記Web番組の新作2本を、J−Net21上で放映して
おります。同番組は、中小企業等が直面している課題に積極的に取り組んでい
る事例を、メインキャスターの志垣太郎さんが現地レポートするものです。今
回の新作は、埼玉県本庄市にあるインキュベーション施設に入居し、大学との
共同研究を進め事業化を果たしたリサイクル事業会社の事例と製品の即納体制
確立等のため中国への進出を決め、その後苦労を重ねながらも工場を軌道に乗
せた検査装置製造業の事例です。番組は下記URLをご覧ください。
http://j-net21.smrj.go.jp/info/mirai/
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 広報室 広報課
電話:03−5470−1515
7.「<四銀>経営セミナー」の開催
◆中小機構四国支部と四国銀行では、標記セミナーを5月26日に四国銀行本
店5階ホール(高知県高知市)で開催します。5月より施行された新会社法に
関し、中小企業における対応を、中小機構のアドバイザーでもある弁護士が解
説します。参加は無料。定員は120名(先着順)。詳しくは下記URLをご
覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/shikoku/012578.html
[問い合わせ先]
四国銀行 お客さまサポート部
電話:088−871−2178
8.「警備業における能力開発」の研究及びセミナーの開催
◆雇用・能力開発機構生涯職業能力開発促進センター(愛称:アビリティガー
デン)では、警備業に携わる者の能力開発に関するニーズを分析し、人材育成
のためのコースを開発し、研究報告書にまとめるとともに、研究成果に基づい
てセミナーを開催します。報告書の概要、セミナーの開催日、カリキュラム、
受講料等の詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.ab-garden.ehdo.go.jp/research/new_kenkyu.shtml#gua
[問い合わせ先]
雇用・能力開発機構生涯職業能力開発促進センター
能力開発部第三能力開発室
電話:03−5624−8041
9.「東京大学 情報セキュリティコミュニティ」のご案内
◆東京大学国際・産学共同研究センターでは、情報セキュリティへの関心を高
め、知見を集め、専門家人材を育成することなどを目的に「東京大学情報セキ
ュリティコミュニティ」を設立し、平成18年度より活動を開始しました。
同コミュニティでは、年3〜4回のシンポジウムを開催するとともに、その
模様をDVD録画化して全国の会員に配布することで、冊子では得られにくい、
情報がもつ意味や重要性への理解を、効果的に浸透させることを目指していま
す。
なお、第一回情報セキュリティシンポジウムを6月20日に東京大学駒場リ
サーチキャンパス(東京都目黒区)で開催します。申込み方法など、詳しくは
下記URLをご覧ください。
http://www.sp.ccr.u-tokyo.ac.jp/
[問い合わせ先]
東京大学 情報セキュリティコミュニティ事務局
電話:03-5452-5276
10.JANBO Awards表彰式、第12回JANBOセミナー(東京開催)参加者募集!
◆日本新事業支援機関協議会(JANBO)及び中小基盤整備機構では、6月6日
と7日に、それぞれ「JANBO Awards 表彰式」と「第12回JANBOセミナー」を
開催します。
6日の「JANBO Awards 表彰式」では、表彰式に続き、堀場雅夫JANBO代表
幹事による記念講演と受賞者プレゼンテーションを行います。7日の「第12
回JANBOセミナー」では、全国の企業支援の取組みや、起業支援施設(インキ
ュベータ)による大学連携について、実績のある事業を幾つか取り上げ、行
政及び支援機関が今後新事業創出支援事業を企画、運営していく上で有用な
支援ノウハウ等を提供します。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.janbo.gr.jp/event/200606_janbo12.html
[問い合わせ先]
JANBO事務局
電話:03−3518−8964
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☆★☆調査・研究レポート等☆★☆
○原油価格上昇による中小企業への影響調査(4月調査)について
(4月28日発表)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/060516genyu_chousa.htm
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:5月17日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○平成17年度異業種交流グループ情報調査報告書(中小機構)
http://www.smrj.go.jp/venture/group/012543.html
○平成17年度異業種交流グループ情報調査活動事例集(中小機構)
http://www.smrj.go.jp/venture/group/012544.html
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☆★☆セレクト地域通信☆★☆
■愛知■
○知的財産活用促進又は新技術活用促進に係る研究開発事業の募集!
愛知県では、県内の中小企業者を対象に、5月31日まで標記募集を行って
います。知的財産活用促進のための初期段階の研究開発、または、環境・情報
通信分野などの新技術活用促進のための初期段階の研究開発に対して、補助対
象経費の2分の1以内(一件あたり50〜250万円)を補助します。詳しく
は下記URLをご覧ください。
http://www.pref.aichi.jp/chiikisangyo/gijyutsu/shinkou/18_hojokin.html
[問い合わせ先]
愛知県 産業労働部 地域産業課 技術振興・調整グループ
電話:052−954−6340
■広島■
○女性のための起業支援セミナー受講者募集!
財団法人広島市産業振興センターでは、6月3日(土)、広島市立中央図書
館セミナー室(広島市中区基町)にて標記のセミナーを開催します。「起業す
ることとは」をテーマに女性の経営コンサルタントや起業家による体験談を聞
くことで起業意欲をさらに高めていただこうとするものです。起業に興味のあ
る女性の方、起業家の体験談を聞いてみたい女性の方、このセミナーに参加さ
れてみてはいかがでしょうか。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/13_shoko.cgi
[問い合わせ先]
財団法人広島市産業振興センター 中小企業支援センター(担当:岸野)
電話:082−278−8880
○「ものづくり講演会」の開催
財団法人くれ産業振興センターでは、5月26日(金)、シリウスシティー
カンコー(呉市中央)にて標記の講演会を開催します。
今年度は、「健康な体ときれいな水を守る」をモットーに社会に貢献する製
品づくりを展開しているシャボン玉石けん株式会社の高橋道夫専務取締役を講
師にお招きし、ものづくりの魅力や自社の経営戦略などについてご講演いただ
きます。詳しくは下記のURLをご覧ください。
http://www.city.kure.hiroshima.jp/~ssc/
[問い合わせ先]
財団法人くれ産業振興センター(担当:井上)
電話:0823−76−3766
■山口■
○経営革新等を目指す企業に専門家を派遣し、問題解決を支援します!
財団法人やまぐち産業振興財団(山口県中小企業支援センター)では、創業
を目指す方や、経営革新による経営の向上を図ろうとする中小企業者の方々が
抱える様々な問題 (経営、技術、人材、IT化ほか)の解決を支援するために、
専門家派遣を希望する中小企業者等を募集します。約260人の知識・経験豊
富な専門家が皆様の問題解決を支援します。応募方法等詳しくは下記のURL
をご覧ください。
http://www.joho-yamaguchi.or.jp/yipf/ysbsc/bosyu.html
[問い合わせ先]
財団法人やまぐち産業振興財団(山口県中小企業支援センター)
総合経営支援部(担当:浦川)
電話:083−922−3700
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☆★☆お役立ち情報☆★☆
○中小企業庁ホームページ
http://www.chusho.meti.go.jp/index.html
○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/sodan.html
○中小企業の国際化支援アドバイス支部相談窓口(中小機構)【 NEW!】
http://www.smrj.go.jp/keiei/kokurepo/square/004404.html
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工組合中央金庫)
http://www.shokochukin.go.jp/financing/kashitsuke.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
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◆ 中小企業ビジネス支援ポータルサイト「J-Net21」 ◆
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をもとに、あらゆる角度から成功企業の事例を分析した充実の「事例集」です。
【J-Net21】
http://j-net21.smrj.go.jp/
【企業事例】
http://j-net21.smrj.go.jp/info/
【問い合わせ先】中小企業基盤整備機構 広報室 広報課(J-Net21)
E-mail:info@j-net21.jp
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