▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
e−中小企業ネットマガジン
2005.11.30/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Vol.0208/2005.11.30 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
☆巻頭コラム☆
古来の技術を現代に進化させる草分けメーカー
◆欧州に発祥した白心可鍛鋳鉄という金属材料が大正時代に伝来した。昭和時
代に入ってモノづくりの新素材として浸透したが、企業経営は成り難く、多く
の同業者は兼業や転廃業を余儀なくされた。今日、わが国唯一の専業メーカー
として勝ち残ったのは、創業70周年の老舗、この道一筋の中井工業(株)
(兵庫県加西市、中井宏明社長)である。
◆「脆(もろ)い」欠点を持つ鋳物を強靭にし、大量生産を可能にしたのが可
鍛鋳鉄。その技法には「白心」「黒心」「パーライト」の3種類がある。白心
可鍛鋳鉄は白銑鋳物を酸化剤に包んで高温加熱処理するため、強靭なうえ綺麗
な表面仕上がりが特徴。日本に伝来してからは技術進化のピッチを速め、複雑
な形状・強靭性・滑らかさに対応する重要な金属材料として用途を拡大。今で
は産業機械部品や自動車部品、建設資材、景観材などの分野に広まった。この
用途開発の歴史は即ち、草分けメーカーである中井工業の社歴に通じる。
◆同社の創業は昭和9年。その当時から白心可鍛鋳鉄専門に打ち込んできた。
ひたすら技術を修錬し、厚さ3ミリの薄肉から50ミリ程度の肉厚まで製造で
きる体制を武器に、オンリーワン企業戦略を展開。そこから曲げても割れない
という極め付けの製品「ハイテンマリアブル」を開発して白心可鍛鋳鉄を一躍
有名にした。「溶接できる可鍛鋳鉄」がセールスポイントだが、さらに軽量化
に挑戦中。この独創技術で品質が決め手の自動車部品分野で実力を示し、本格
的な企業成長を目論んでいるところだ。
◆鋳物は成熟製品だが、可鍛鋳鉄は鋳物の欠点を克服する発展途上の製品。
「新たなメリットを付加することが新用途を切り開く」(中井宏明社長)よう
で、オンリーワン企業の粘り強い技術伝承が自らの活路を拓くことにもなる!
(編集子)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
★ラジオ番組「大沢悠里のにっぽん元気カンパニー」放送中!★
取材先元気カンパニーの様子がホームページで見られます。詳しくは以下から
番組ホームページのリンクをクリック。
http://www.smrj.go.jp/kikou/info/radio/007865.html
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆☆今週のトピックス☆☆
1.中小企業施策広報冊子のご案内
2.「グリーン・サービサイジングビジネスセミナー」及び「環境コミュニテ
ィ・ビジネスセミナー」の開催
3.NICT起業家経営塾2005 第2回ICTセミナーの開催
4.ISO9001、ISO14001、ISO22000、Pマーク無料導入セミナーの開催
5.「中小企業大学校旭川校での窓口相談」の開催
6.「中小企業会計啓発・普及セミナー」の開催
7.イブニングフォーラム地方で続々開催!参加者募集!
8.「わかもの創業支援フォーラムin九州」参加者募集!
9.「挑戦する中小企業セミナー」の開催
10.「KOREA IT ビジネス商談会2005」(川崎・東京)の開催
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
1.中小企業施策広報冊子のご案内
◆中小企業庁では、どのような中小企業施策があるかを1冊にまとめて紹介し
た「施策利用ガイドブック」や、金融、創業、経営革新など施策分野別の「リ
ーフレット」など、各種広報冊子をご用意しています。今年4月に施行された
「中小企業新事業活動促進法」の概要もガイドブック及びリーフレットでご紹
介しています。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/index.html
[問い合わせ先]
中小企業庁広報室
電話:03−3501−1709(直通)
2.「グリーン・サービサイジングビジネスセミナー」及び「環境コミュニテ
ィ・ビジネスセミナー」の開催
◆経済産業省では、12月15日〜17日まで東京ビッグサイトで開催される
環境総合展「エコプロダクツ2005」(経済産業省後援)に併設して、12
月16日に「グリーン・サービサイジングビジネスセミナー」(経済産業省主
催)を開催し、持続可能な社会経済システムの実現に向けた新たなビジネスス
キームをご紹介します。また、翌17日には「環境コミュニティ・ビジネスセ
ミナー」(経済産業省主催)を開催し、企業、NPO、市民団体等が連携して
環境に配慮したまちづくりを行っている全国各地の団体の活動内容をご紹介し
ます。いずれも入場は無料。詳しくは以下をご覧ください。
・グリーン・サービサイジングビジネスセミナー
http://www.meti.go.jp/policy/eco_business/17gss-seminar.html
・環境コミュニティ・ビジネスセミナー 〜全国各地からの活動報告〜
http://www.meti.go.jp/policy/eco_business/community/ecopro2005.html
[問い合わせ先]
経済産業省 環境調和産業推進室
電話:03−3501−9271(直通)
3.NICT起業家経営塾2005 第2回ICTセミナーの開催
◆情報通信研究機構(NICT)では、情報通信分野のベンチャー企業関係者
及び今後創業を目指す方等を対象に「起業家経営塾」を開催しております。
第2回目のICT(Information and Communications Technology)セミナーは
12月6日霞ヶ関ビル(東京都千代田区)において「成功するプロジェクト
マネジメント」を開催します。米国の成功企業、成功ベンチャー100社の分析か
ら、今後の日本のベンチャーの有望事業分野を検討します。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.venture.nict.go.jp/event/kigyo/info051206.html
[問い合わせ先]
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
情報通信振興部門 情報通信ベンチャー支援センター事務局
電話:03−3769−6815
4.ISO9001、ISO14001、ISO22000、Pマーク無料導入セミナーの開催
◆NPO法人ISO取得認証機構では、ISO9001、ISO14001、ISO22000、Pマ
ークの概要、導入のステップについて、マネジメントシステム構築を検討中の
中小企業向けに、12月〜3月にかけて東京、大阪で無料の「導入セミナー」を
開催します。詳しくは以下をご覧ください。
http://iso-scc.com/seminor/index.html
[問い合わせ先]
ISO認証取得支援機構 大阪事務局
電話:06−6343−2071
5.「中小企業大学校旭川校での窓口相談」の開催
◆中小機構北海道支部では、標記相談会を12月から来年2月まで毎月2回中
小企業大学校旭川校(北海道旭川市)にて開催します。中小企業の経営課題に
ついて中小企業診断士等の資格を有する支部支援センターのアドバイザーが対
応します。相談は無料(事前申込制)。日程・申込み等詳しくは以下をご覧く
ださい。
http://www.smrj.go.jp/center/hokkaido/osirase/010646.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 北海道支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:011−738−1365
6.「中小企業会計啓発・普及セミナー」の開催
◆中小機構では、各地の商工会議所、商工会及び中小企業団体中央会等で標記
セミナーを開催しております。中小企業の経営管理上必要な決算書から読み取
るべきこと、中小企業の会計の考え方等について講義します。受講は無料。開
催場所・日程等詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/jinzai/seminar/001398.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援支部人材育成グループ 人材育成課
電話:03−5470−1560
7.イブニングフォーラム地方で続々開催!参加者募集!
◆創業・ベンチャー国民フォーラム(中小企業庁委託事業)では、「イブニン
グォーラム」を全国各地で開催しています。コーディネーター、パネリストの
体験談だけでなく、参加者との意見交換により創業に関する悩みや課題解決方
法を議論します。12月は、広島、名古屋、札幌、宮崎の4地域で開催します
。参加費は無料。各セミナーの詳細、参加申込みなど詳しくは以下をご覧くだ
さい。
http://www.j-venture.info/forum.html
・広島開催 「中国地域におけるベンチャー創出環境を考える」
日程:12月1日(木)18:30〜20:00
場所:広島ガーデンパレスホテル
・名古屋開催 「若者の起業を考える〜アントレプレナー的ひとづくり〜」
日程:12月7日(水)18:00〜19:30
場所:名古屋マナハウス5F マノアホール
[問い合わせ先]
創業・ベンチャー国民フォーラム事務局
電話:0120−18−1265
8.「わかもの創業支援フォーラムin九州」参加者募集!
◆九州経済産業局では、来る12月3日(土)に、九州地域の若者や大学生の
皆さんに創業へチャレンジする問題意識を持ってもらい、新たな事業の創出や
創業ベンチャー支援のNPO等の創出を図ることを目的に、「わかもの創業支
援フォーラムin九州」を開催します。講演の後、会場一体となった本音トーク
セッションを行います。参加費は無料です。参加申込みなど詳しくは以下をご
覧ください。
http://www.kyushu.meti.go.jp/ivent/17_11/17_11_16_shinki.htm
[問い合わせ先]
九州経済産業局 地域経済部 新規事業課
電話:092−482−5439
9.「挑戦する中小企業セミナー」の開催
◆中小機構九州支部と九州経済産業局では、標記セミナーを12月19日にハ
イアットリージェンシー福岡(福岡市博多区)にて開催します。経営革新や新
連携の取組事例のほか資金調達事例を紹介します。参加は無料(交流会は2千
円)。定員は100名(先着順)。申込締切は12月12日。詳しくは以下を
ご覧ください。
http://www.kyushu.meti.go.jp/ivent/17_11/17_11_17_chusho.htm
[問い合わせ先]
九州経済産業局 産業部 中小企業課
電話:092−482−5448
10.「KOREA IT ビジネス商談会2005」(川崎・東京)の開催
◆韓国中小企業振興公団では、中小機構等の後援により標記商談会を12月8
日に川崎市産業振興会館(川崎市幸区)で、12月9日に投資育成ビル(東京
都渋谷区)で開催します。韓国の有力なITベンチャー企業が商談のほかプレ
ゼンテーションを行います(通訳付)。申込みは事前予約制。詳しくは以下を
ご覧ください。
http://www.sbcjp.jp/05wshodan/
[問い合わせ先]
KOREA IT ビジネス商談会2005運営事務局
電話:03−5224−6245
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆☆調査・研究レポート等☆☆
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:11月30日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○全産業供給指数速報(平成17年9月分/11月25日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/kaiseki/h2abalance.html
○平成16年特定サービス産業実態調査確報(11月25日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2v2000j.html
○第3次産業活動指数(平成17年9月分/11月22日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2v3000j.html
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▼▲▼▲▼
☆☆セレクト地域通信☆☆
■東京■
○「公的支援活用セミナー 第3弾」の開催
(財)まちみらい千代田では、標記セミナーを12月12日にちよだプラッ
トフォームスクウェア(東京都千代田区)で開催します。中小企業新事業活動
促進法を活用するための公的支援活用のノウハウについて講演します。参加は
無料(当日参加は1千円)。定員は40名(先着順)。詳しくは以下をご覧く
ださい。
http://www.chibiz.jp/modules/eguide/
[問い合わせ先]
(財)まちみらい千代田 産業振興チーム
電話:03−3233−7555
■大阪■
○「インキュベートルーム」の入居者募集
枚方市立地域活性化支援センターでは、標記の施設(大阪府枚方市)の入居
者の募集を12月12日まで行っています。枚方市内で1年以内に創業を目指
している人や創業1年未満の個人・法人等を対象とし、入居後は起業に必要な
スキルを習得できるセミナーなどを開講するほか、個別相談で事業化をサポー
トします。入居審査・申込手続き等詳しくは以下をご覧ください。
http://www.city.hirakata.osaka.jp/freepage/gyousei/SANSHIN/kasseika/
inq.htm
[問い合わせ先]
枚方市立地域活性化支援センター
電話:050−7105−8080
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
★☆お役立ち情報☆★
○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:10月12日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工組合中央金庫)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ 中小企業ビジネス支援ポータルサイト 「J−Net21」◆
http://j-net21.smrj.go.jp/
「成功の秘訣は施策活用にあり」有名なアノ企業も、中小機構の施策をうまく
活用して成長しています。誰でも活用できる施策情報「ジェイネットコラム」
今回は、ファンドによる支援現場を取材「投資会社に聞く!支援の現場では」
http://j-net21.smrj.go.jp/column/support/03/03.html
また、施策活用といえば、動画配信『企業未来!チャレンジ21』の新作も発表
「新連携」と「中小企業倒産防止共済制度」を活用した企業をご紹介。
・「新連携で未来を開く」(株)ナディック
http://j-net21.smrj.go.jp/info/mirai/special03.html
・「倒産の危機から新サービスへ」(株)管託
http://j-net21.smrj.go.jp/info/mirai/special04.html
【ジェイネット・コラム】
http://j-net21.smrj.go.jp/column/support/
【問い合わせ先】中小企業基盤整備機構 広報室 広報課(J−Net21)
E-mail:info@j-net21.jp
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、諸事情
により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず直接詳細を確
認のうえ、ご利用願います。
◎「e−中小企業ネットマガジン」の購読料は無料です。登録及び登録の解除
は、下記のアドレスから簡単に出来ます。
http://mail-news.sme.ne.jp/docs/usr_reg.html
◎本メールマガジンに対するご意見・ご要望・ご感想等がありましたら、以下
のアドレス(中小企業庁広報室内:中小企業ネットマガジン編集局)あて電子
メールでお寄せ下さい。
E-mail: chusho-netmagazine@meti.go.jp
◎本メールマガジン記載の巻頭コラム等の記事は、出典を明らかにして頂けれ
ば、ご自由に引用することが可能です。詳細は、上記の編集局までお問い合せ
下さい。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞