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e−中小企業ネットマガジン
2005.10.5/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Vol.0200/2005. 10.5∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
☆巻頭コラム☆
キャンピング・カーの注文生産で市場を拓く
◆注文に応じて顧客好みの車を生産するカスタム・カーは根強い人気を持つが、
とくにキャンピング・カーのカスタム需要を掘り起こすのに成功した企業があ
る。(有)ファーストカスタム(秋田県平鹿町、佐藤和秋社長)がそれで、東
北の地からネットを駆使、続々、新しいキャンピング・カーを提案、地元のみ
ならず全国に顧客の輪を広げている。
◆同社は、佐藤社長が板金塗装業として、1982年創業した。業界の競争が厳し
い時代だった中で、佐藤社長は、ある雑誌に載っていた、車のカスタマイズ技
術に関心を寄せた。これが現在のカスタム・カー生産企業への舵を取るきっか
けとなった。とはいえ、カスタム・カーの受注・生産会社になるには、並みの
努力ではいかない。法規に基づいて合法的な改造を行えるようになるには、乗
り越えなければならないハードルが多くあった。独学で自動車工学を修得する
一方で、関係の法律も夜も眠らずに勉強し、安全基準をクリアできる車づくり
の環境を整えていった。92年、念願が実り、キャンピング・カー第1号車を、
市場に投ずることができた。その車体改造技術は、年々歳々、磨かれ、「今で
はトヨタからも商品開発の依頼が来るまでになった」(佐藤社長)という。
◆秋田の地をハンディとはしていない。ホームページを通じ「環境に恵まれた
横手盆地の工場で、スタッフ全員が心を込め丹念に一台、一台架装し、全国の
皆様にお届けしています」と、ゆったりした丁寧さを感じさせるフレーズで、
キャンピング・カーファンに呼びかけている。たしかに、秋田、東北という地
元に止まらず、全国から顧客が秋田に足を運ぶまでになり、いまや年間200台
近い需要に応えている。一方で、新しい市場へのアプローチもおさおさ怠りな
い。「福祉関連の介護用商品」に着目、開発に挑み始めている。独創的なアイ
デアと技術力で、ニッチとされるキャンピング・カーのカスタム市場を開拓し
た同社、新たな柱を求めて、挑戦は続く。(編集子)
(お詫び)
先週号の巻頭コラムは、当方の手違いで前号と同じものが掲載されてしまいま
した。ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
先週掲載予定でした巻頭コラム「“世界標準”製品を目指す点字プリンター」
は、以下のバックナンバーのサイトの9月28日号でご覧頂けます(編集局)。
http://j-net21.smrj.go.jp/e-mag/netmagazine.htm
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★「中小企業総合展2005 In Tokyo」いよいよ来週開催!★
10月12・13・14日、東京ビックサイトにおいて、約600の中小企業
が展示やプレゼンテーション、講演・セミナー等を行います。入場無料。
http://www.sougouten.com/index.html
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☆☆今週のトピックス☆☆
1. 10月・11月は、「小規模企業共済制度」と「中小企業倒産防止共済制度」
の加入促進強調月間です!
2.「創業・ベンチャー国民フォーラム」ホームページリニューアル!
3.「東京コンテンツマーケット2005」の開催
4.「中小企業大学校 Web−Training」コース受付中
5.「中小企業のための新会社法活用セミナー」の開催
6. NICT起業家経営塾2005 第3回起業・経営セミナーの開催
7.「特許ビジネス市(電気電子・情報通信)」の開催
8.「広島産学官連携フェア」を東京で開催
9.「関東IT経営応援隊DAY2005」の開催(関東)
〜中堅・中小企業が、新時代の日本式ビジネスモデルを考える一日!〜
10.「光ベンチャービジネスセミナー」の開催(北海道)
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1.10月・11月は、「小規模企業共済制度」と「中小企業倒産防止共済制度」
の加入促進強調月間です!
◆中小機構では、経営者が自らの退職金を積み立てながら掛金が全額所得控除
になる有利な「小規模企業共済制度」、取引先に不側の事態が生じた場合に金
融審査ではなく、倒産先との商取引の事実確認により迅速に資金を貸し付ける
「中小企業倒産防止共済制度」を運営しておりますので、是非ご活用ください。
詳しくは以下をご覧ください。
★小規模企業共済制度(経営者の方々のための退職金共済制度)
http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html
★中小企業倒産防止共済制度(取引先の倒産に伴う連鎖倒産防止共済制度)
http://www.smrj.go.jp/tkyosai/index.html
[問い合わせ先]
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 共済相談室
電話:03−3433−7171
2.「創業・ベンチャー国民フォーラム」ホームページリニューアル!
(中小企業庁創業連携推進課委託事業)
◆「創業・ベンチャー国民フォーラム」では、10月からホームページをリニ
ューアルしました。元気な起業家、起業支援家を表彰する「Japan Venture
Award」や、創業を志す方と専門家や起業家が夢の実現に向けて話し合う「イブ
ニングフォーラム」などイベント情報が盛りだくさん。また、全国各地の地域
特性を活かした創業事例などの最新ベンチャー情報もどんどん紹介します。夢
をカタチにするために、ぜひご活用ください。
http://www.j-venture.info/
3.「東京コンテンツマーケット2005」の開催
◆中小機構関東支部では、標記イベントを10月19日、20日に東京国際フ
ォーラム(東京都千代田区)にて開催します。コンテンツベンチャー100社
が一堂に出展し、その優れたコンテンツを求める来場者とのビジネスマッチン
グを行うイベントです。参加費は無料。詳しくは以下をご覧ください。
http://tcm2005.net
[問い合わせ先]
中小機構関東支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:03−5470−1572
「東京コンテンツマーケット2005」事務局
電話:03−5772−3037
4.「中小企業大学校 Web−Training」コース受付中
◆標記サイトは、中小機構中小企業大学校が運営する中小企業の人材育成のた
めのeラーニングサイトとして、技術系および経営系の17コースを現在受付
中です。9月29日からURLが以下のとおり変更になりました。
http://www.smrj.ac.jp/
5.「中小企業のための新会社法活用セミナー」の開催
◆中小機構では、標記セミナーを10月27日に同機構(東京都港区)で開催
します。来年5月に施行予定の新会社法の活用方法について特に中小企業に関
連する点を解説します。参加費は無料。定員は100名(先着順)。詳細は以
下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/tokutei/007907.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤支援機構 経営基盤支援部 経営支援課
電話:03−5470−1520
6.NICT起業家経営塾2005 第3回起業・経営セミナーの開催
◆情報通信研究機構(NICT)では、情報通信分野のベンチャー企業関係者
及び今後創業を目指す方等を対象に「起業家経営塾」を開催しており、第3回
のセミナーを、10月14日に霞ヶ関ビル(東京都千代田区)において「IT
ベンチャーの資金調達」をテーマに開催します。本セミナーでは、資金調達と
有効活用のポイント、戦略的株主でもあるベンチャーキャピタルとの付き合い
方について検討します。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.venture.nict.go.jp/event/kigyo/info051014.html
[問い合わせ先]
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
情報通信振興部門 情報通信ベンチャー支援センター事務局
電話:03−3769−6815 E-mail:event2@venture.nict.go.jp
7.「特許ビジネス市(電気電子・情報通信)」の開催
◆(独)工業所有権情報・研修館は、10月21日に、飯田橋レインボービル
(東京都新宿区)で、標記ビジネス市を開催します。特許技術などのシーズを
保有する企業などが、特許技術の内容や事業化計画を説明し、参加者から当該
技術のライセンスや共同研究、事業資金の支援などの申し出を募ります。詳し
くは以下をご覧ください。
http://www.ryutu.ncipi.go.jp/business/
[問い合わせ先]
(社)発明協会 特許流通促進事業センター 特許流通市場開発グループ
電話:03−5402−8434
8.「広島産学官連携フェア」を東京で開催
◆産業界との共同研究や研究成果の事業化を目的とした「広島大学リエゾンフ
ェア」と、広島のベンチャー企業を紹介する「ひろしまベンチャーひろば」を
同時開催する上記フェアが、10月18日に東京都立産業貿易センターで開催
されます。詳しくは、以下をご覧ください。
★広島大学リエゾンフェア2005 in 東京
http://home.hiroshima-u.ac.jp/techrd/
★ひろしまベンチャーひろば2005 in 東京
http://www.hiwave.or.jp/topic/050909/annai.htm
[問い合わせ先]
中国経済産業局 新産業戦略・産学官連携担当参事官室 小枝(こえだ)
電話:082−224−5666 E-mail:koeda-hironori@meti.go.jp
9.「関東IT経営応援隊DAY2005」の開催(関東)
〜中堅・中小企業が、新時代の日本式ビジネスモデルを考える一日!〜
◆関東IT経営応援隊は、10月15日に主婦会館プラザエフ(東京都千代田
区)において、経営革新に意欲を燃やす中堅・中小企業を対象に、IT社会に
対応した経営戦略を「基本講義と業種ごとの事例研究等を通じたディスカッシ
ョンをカップリングした形式」で考えるセミナーを開催します。定員は150
名。参加費は無料。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.kan-ouentai.com/it/
[問い合わせ先]
関東IT経営応援隊プロジェクト推進事務局
((株)さいたまソフトウェアセンター)
電話:048−654−4500
10.「光ベンチャービジネスセミナー」の開催(北海道)
◆(財)光産業技術振興協会では、標記セミナーを10月20日に千歳アルカ
ディア・プラザ(北海道千歳市)で開催します。光通信用部品の基礎知識、創
業・ベンチャーの課題、光技術研究ネットワークについての講演をそれぞれ行
ないます。定員は70名(先着順)。講演会・懇親会とも無料。詳しくは以下
をご覧ください。
http://www.oitda.or.jp/main/vb/17SBS2HP.rtf
[問い合わせ先]
(財)光産業技術振興協会 ベンチャービジネス交流会担当
電話:03−5225−6431
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★ラジオ番組「大沢悠里のにっぽん元気カンパニー」放送開始!★
中小機構提供の中小企業向けラジオ番組が10月4日からTBSラジオなど
全国ネットで放送を開始しました。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/info/radio/007865.html
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☆☆調査・研究レポート等☆☆
○鉱工業生産・出荷・在庫指数速報(平成17年8月分。9月30日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h200001j.html
○第101回中小企業景況調査(2005年7−9月期。9月29日発表)
http://www.meti.go.jp/press/20050929009/20050929009.html
○商業販売統計速報(平成17年4−6月期調査(実績・DI)。9月29日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2s1000j.html
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☆☆セレクト地域通信☆☆
■北海道■
○「物流ABC講習会」の開催
北海道経済産業局と中小機構北海道支部では、標記講習会を11月1日に中小企
業大学校旭川校(北海道旭川市)で開催します。「物流ABCコスト算定マニュア
ル」を使用し、物流の効率化を学びます。参加費は無料。定員は30名(先着順)。
申込締切りは10月21日。
http://www.hkd.meti.go.jp/hokir/abc_kousyukai/index.htm
[問い合わせ先]
北海道経済産業局 産業部 流通産業課
電話:011-709-2311(内線2580)
■神奈川■
○SICビジネスフェアの開催
SIC(相模原産業創造センター)では、10月18日、同センターにおいて大手・
中堅企業等から地域中小企業・SIC入居企業との「連携」の場を提供する「さ
がみはらビジネス交流会」及び「SIC入居企業プレゼンテーション」を開催し
ます。ビジネス交流会の定員は100名、参加費無料、申込期限は10月11日。
http://www.sssc.co.jp/fair/b_fair-1.html
[問い合わせ先]
SIC 企画事業部(佐藤・飯山)
電話:042-770-9119
■岐阜■
○「会社法改正と経営戦略」セミナーの開催
瑞浪商工会議所、(社)多治見法人会瑞浪支部および中小機構中部支部では、
標記セミナーを10月20日に瑞浪商工会議所(岐阜県瑞浪市)で開催します。
法改正内容、中小企業の会計に関する指針などについて解説します。参加費は
無料。定員は50名。申込締切りは10月18日。
http://www.mzcci.or.jp/new_info/seminar/companylaw.html
[問い合わせ先]
瑞浪商工会議所指導課
電話:0572-67-2222
■大阪■
○「起業家フォーラム IN きらら」の開催
枚方市立地域活性化支援センターでは、標記セミナーを10月22日に同センタ
ー(大阪府枚方市)で開催します。地域の問題解決のために事業化を考え、起
業家をめざす人を対象に、現在活躍している方々を招いてその体験談やパネル
ディスカッションを行ないます。参加費は無料。定員は100名。
http://www.city.hirakata.osaka.jp/freepage/gyousei/SANSHIN/kasseika/event1.htm#i
[問い合わせ先]
枚方市立地域活性化センター
電話:050-7105-8080
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★☆お役立ち情報☆★
○高度化融資制度のご案内(中小企業基盤整備機構)
http://www.smrj.go.jp/keiei/kodoka/index.html
○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:10月5日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工中金)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
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◆ 中小企業ビジネス支援ポータルサイト 「J−Net21」◆
「J−Net21」の目玉はなんといっても「支援情報ヘッドライン」。
補助金などの助成制度はもちろん、イベントの案内、調査報告書など、事業に
役立つ最新情報がいっぱい。J-Net21のスタッフが全国各地の支援情報を毎日
チェック。だから、地域の情報も手厚く網羅。無料でしかも素早く支援情報が
得られるJ−Net21。
「支援情報ヘッドライン」は毎日更新です!!
【J−Net21】
http://j-net21.smrj.go.jp/
【支援情報ヘッドライン】
http://j-net21.smrj.go.jp/headline/
【問い合わせ先】中小企業基盤整備機構 広報室 広報課(J−Net21)
E-mail:info@j-net21.jp
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◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、諸事情
により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず直接詳細を確
認のうえ、ご利用願います。
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