▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

e−中小企業ネットマガジン

2005.8.10/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
           中小企業庁/中小企業基盤整備機構

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Vol.0192.2005.8.10∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

☆巻頭コラム☆
    目線は世界!“最小・最速”製品を生む金型メーカーの戦略

◆日本の金型生産額は年間約1兆5500億円(工業統計)と世界一である。
ダントツの金型供給国だ。特徴的なのはメーカーの大半が小規模業者という業
界構造。それら中小企業の技術力が世界一の金型産業を支えているわけだが、
「中小企業だからこそ、アイデアと開発力を生かした製品づくりに特化できる。
その独創性が国際競争力を強めている」と話すのは精密金型で国際シェアを高
めている型研精工(株)(神奈川県伊勢原市、従業員192人)の濱田一男社長。

◆金型ニッポンの代表選手のような同社は、昭和50年の創業当初から“新し
い金型生産システム”を指向して、金型製作とプレス加工に至る一連の工程を
トータルシステムとしてつくり込んできた。金型をつくる材料や送り装置も自
社開発し、システム化技術を取り入れることで、材料のコストダウンと品質・
生産性向上を同時に達成してきたところに技術戦略の特色がある。

◆同社を象徴する製品が、精密電子部品の基礎となるリードフレームを生産す
る金型。ポケットタイプ及びサイレントダイと呼ばれる独自思想に基づいた構
造方式で幅0.15ミリ、128ピンの世界最小幅を実現した。また、半導体
の加工能力を毎分150回と従来の5倍に高めた世界最速のトランスファープ
レスも話題を呼んだ。世界最小・最速といった金型生産システムを次々と世に
出し、国際的金型メーカーに数えられるほどになった。

◆概して、新製品をつくる時も、既存品をモデルチェンジする時も新しい金型
が必要になる。「モノが生産されるところ金型がある」との視点だから、開発
テーマが途切れることはない。「現場に出向くことでユーザーニーズがつかめ
る」と顧客指向が基本方針なので、同社の対応業種はエレクトロニクス、自動
車、メカトロニクスなど広がる一方という。

◆とはいえ、大量生産の考えはない。1件1件のシステム開発で技術を磨き上
げることを優先する。狙った目標を極めて「日本発世界」を目指す同社の戦略
は、21世紀型中小企業の経営モデルの一つでもある。(編集子)
 
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆☆今週のトピックス☆☆

1. 特許行政年次報告書(2005年版)の発行
2. 平成17年度政府調達対応エネルギー効率化製品開発・普及事業に係る補
  助対象事業の公募
3.「05アパレルソリューションセミナー」の開催
4.「商工会議所観光振興大会2005」の参加者募集
5.「地域ブランド形成フォーラムinオホーツク2005」の開催(北海道)
6.「建設業の新分野進出セミナー」の開催(四国)
7.「ベンチャープラザ九州2005」ビジネスプランの募集(九州)

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

1.特許行政年次報告書(2005年版)の発行

◆特許庁では、8月8日、最近の特許行政の動き、我が国における知的財産活
動の状況、国際的動向と課題、統計情報等について取りまとめた、標記報告書
を公表しました。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.meti.go.jp/press/20050808001/tokkyohoukoku-set.pdf
[問い合わせ先]
特許庁技術調査課
電話:03−3592−2910


2.平成17年度政府調達対応エネルギー効率化製品開発・普及事業に係る補
助対象事業の公募

◆経済産業省では、グリーン購入法に基づき国及び独立行政法人等が重点的に
調達を推進すべき、特定調達物品となり得る製品に係る技術開発を対象として、
開発資金の一部を補助する、標記補助対象案件の公募を行います。公募締切は、
9月5日。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.meti.go.jp/press/20050808003/seifuchoutatsu-set.pdf
[問い合わせ先]
経済産業省 産業技術環境局 環境調和産業推進室
電話:03−3501−1679


3.「05アパレルソリューションセミナー」の開催

◆中小機構では、標記セミナーを8月23日、24日の2日間、五反田TOC
(東京都品川区)で開催します。このセミナーは「05アパレルソリューショ
ンフェア」内で行われるもので、百貨店−アパレルのコラボレーション取引き
やIT技術を活用した企業事例について説明します。参加費は無料。詳しくは
以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/news/007336.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 繊維産業課
電話:03―5470―1589


4.「商工会議所観光振興大会2005」の参加者募集

◆日本商工会議所は、倉敷商工会議所(岡山県)と共催で10月14、15日の
2日間倉敷市で開く標記大会の参加者を募集しています。大会では、高階秀爾
氏(大原美術館館長、東京大学名誉教授)による基調講演のほか、パネルディ
スカッション、交流会、「産業観光」等をテーマにした3つの分科会、観光物産
展等を行う予定にしています。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.jcci.or.jp/kanko/kankotaikai2005.htm
[問い合わせ先]
日本商工会議所 流通・地域振興部 電話:03―3283―7864
倉敷商工会議所 電話:086―424―2111


5.「地域ブランド形成フォーラムinオホーツク2005」の開催(北海道)

◆中小機構北海道支部では、標記フォーラムを8月25日にホテル黒部(北海
道北見市)で開催します。地域ブランド形成の意義と観光関連産業との連携効
果、新商標制度による地域ブランド保護のポイントなど、地域ブランドを活用
した地域経済活性化や地域づくりを考えます。参加費は無料。定員は100名
(先着順)。申込締切りは8月18日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/hokkaido/007349.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 北海道支部
電話:011―747―7714


6.「建設業の新分野進出セミナー」の開催(四国)

◆中小機構四国支部では、標記セミナーを9月14日にサンポートホール高松
(香川県高松市)で開催します。新事業展開をした事例企業の発表とセミナー、
個別相談会を行います。参加費は無料。定員は70名(先着順)。詳しくは以
下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/dbps_data/_material_//chushou/center/shikoku/doc/20050914kensetsu.doc
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 四国支部
電話:087―811―1752


7.「ベンチャープラザ九州2005」ビジネスプランの募集(九州)

◆中小機構九州支部では、標記募集を行っています。この事業は、ベンチャー
企業家等が、投資家等に対して自己のビジネスプランを発表する場を提供する
もので、11月21日、22日に天神ビル本館(福岡市中央区)で開催されま
す。発表者は14社程度、参加費は無料。応募締切りは9月5日。詳しくは以
下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/ventureplaza/kyushu/index.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 九州支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:092―771―6200


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆☆調査・研究レポート等☆☆

○特定サービス産業動態統計速報(平成17年6月分。8月9日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2v1000j.html

○中小企業月次景況観測(平成17年7月調査。8月2日発表)(商工中金)
「景況判断指数、小幅上昇」
http://www.shokochukin.go.jp/pdf/cb2005_07.pdf

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▼▲▼▲▼
☆☆セレクト地域通信☆☆

■東京■
○「公的制度活用支援セミナー」の開催

 (財)まちみらい千代田では、標記セミナーを8月26日にちよだプラットフォ
ームスクウェア(東京都千代田区)で開催します。「プロに聞く、公的支援制
度活用のノウハウ」をテーマに、中小企業新事業活動促進法の具体的な活用法
を講義します。参加費は無料。定員は50名。
http://www.mm-chiyoda.or.jp/news/news_0720.html
[問い合わせ先]
(財)まちみらい千代田 産業振興チーム
電話:03-3233-7555

○おおた起業家育成道場〜応用編〜の開催 
  
日程:9月17日、10月15日、11月19日の土曜日
   講演 14:00〜17:00  サロン 17:00〜19:00(参加自由)
場所:大田区産業プラザ(大田区南蒲田)
内容:起業家に必要な「思考力」「行動力」「自分力」の育成方法を体感型ト
レーニングを通じて、誰にでもわかりやすく学べます。
受講料:大田区内在住者1500円、大田区外在住者3000円(税込み)
募集:80名(先着順)
http://www.pio.or.jp/news/2005_06/20_semi/index.htm
[問い合わせ先]
(財)大田区産業振興協会  企業支援グループ経営サポートチーム 
電話:03-3733-6144  E-mail:keiei@pio.or.jp 

■神奈川■
○「株式公開塾」の開催

 横浜市と(財)横浜産業振興公社では、標記セミナーを同公社(横浜市中区)
で8月25日から来年2月にかけて計10回開催します。5年以内に株式公開を目指し
ている企業経営者を対象に、「公開後も持続的な成長をするための方策」など
実践的な内容を講義します。参加費は1回あたり3千円、交流会費2千円。定員は
各回60名。申込締切りは開催日の7日前。
http://www.danzenyokohama.jp/ipo/koukaijyuku.html
[問い合わせ先]
(財)横浜産業振興公社 経営支援部 経営支援担当
電話:045-225-3711

■京都■
○関西IT経営応援隊「IT経営革新セミナー」参加者募集

日時:9月6日 13:30〜18:00
場所:池坊学園洗心館(京都市下京区)
内容:近畿経済産業局からの説明、堀場製作所の堀場最高顧問の基調講演「21
世紀の経営」、モデル企業紹介、ITと経営の両面の個別相談会を開催します。
対象:京都市内中小企業経営者及び経営幹部 定員100名  参加費:無料
http://www.kyoto-sien.or.jp/
[問い合わせ先]
(財)京都市中小企業支援センター 経営支援部
電話:211-9311     E-mail:center@kyoto-sien.or.jp

■大阪■
○「自社で行う経理入門セミナー」の開催(近畿)

 中小機構近畿支部では、標記セミナーを8月26日、9月2日、9日の3回にわた
り、同支部(大阪市中央区)で開催します。「簡単に出来る自社経理と計数管
理の方法」をテーマに、パソコンによる簡単な記帳のやり方から月次決算と利
益管理の方法、経理の健全性に基づく金融機関との交渉の仕方などを学びます。
参加費は無料。定員は20名(先着順)。申込締切りは8月19日。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/kinki/004534.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 近畿支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:06―6910―3866

■広島■
○経営革新研修〜利益を生み出す経営革新計画のつくり方〜受講者募集!

日時:9月15日 10:00〜17:00
場所:広島市産業振興センター(広島市西区)
内容:本研修では、経営革新計画の必要性と効果、事例紹介、具体的な経営革
新計画の策定方法などを学べます。
対象:中小企業経営者・管理者等
定員:30名(先着順)  受講料:無料
http://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp/13_shoko.cgi
[問い合わせ先]
(財)広島市産業振興センター 中小企業支援センター
電話:082-278-8880    E-mail:shinko@ipc.city.hiroshima.jp

■山口■
○求む!重点支援希望企業

(財)やまぐち産業振興財団(山口県中小企業支援センター)は、製品・商品
・サービス等において新規性があり、事業の発展が有望なビジネスプランを持
つ中小企業者等のために、「事業可能性評価委員会」を開催して、ビジネスプ
ランの評価及び具体的な提携先・販路先等の情報提供を無料で行っており、こ
の委員会で評価されて重点支援を受けることを希望する企業を募集します。
http://www.joho-yamaguchi.or.jp/yipf/ysbsc/jyuten.html
[問い合わせ先]
(財)やまぐち産業振興財団(山口県中小企業支援センター)総合経営支援部
電話:083-922-3700  E-mail:keiei@joho-yamaguchi.or.jp

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
★☆お役立ち情報☆★

○高度化融資制度のご案内(中小企業基盤整備機構)
http://www.smrj.go.jp/keiei/kodoka/index.html
○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:8月10日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工中金)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ 中小企業ビジネス支援ポータルサイト 「J−Net21」◆

中小企業や、起業(創業・ベンチャー)をお考えの方に、経営に役立つ支援情
報をお知らせする「J−Net21」。
最新の支援情報が入手できる「支援情報ヘッドライン」、成功企業の事例を一
堂に会した「企業事例」、創業のノウハウが集約された「創業・ベンチャー」、
経営上のあらゆる質問に答える「Q&A道場」、製品紹介、企業のマッチングを行
う「にぎわい広場」、資金情報を簡単検索「資金調達ナビ」など便利なツール
まで、経営に欠かせないリソースがいっぱいのポータルサイトです。
【J−Net21】http://j-net21.smrj.go.jp/

【問い合わせ先】中小企業基盤整備機構 広報室 広報課(J−Net21)
E-mail:info@j-net21.jp

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、諸事情
により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず直接詳細を確
認のうえ、ご利用願います。

◎「e−中小企業ネットマガジン」の購読料は無料です。登録及び登録の解除
は、下記のアドレスから簡単に出来ます。
http://mail-news.sme.ne.jp/docs/usr_reg.html

◎本メールマガジンに対するご意見・ご要望・ご感想等がありましたら、以下
のアドレス(中小企業庁広報室内:中小企業ネットマガジン編集局)あて電子
メールでお寄せ下さい。
E-mail: chusho-netmagazine@meti.go.jp

◎本メールマガジン記載の巻頭コラム等の記事は、出典を明らかにして頂けれ
ば、ご自由に引用することが可能です。詳細は、上記の編集局までお問い合せ
下さい。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞