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e−中小企業ネットマガジン
2005.6.22/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
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Vol.0185.2005.6.22∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
☆巻頭コラム☆
へら絞り技術の蓄積、シンバルを生み出す
◆皿、鍋からロケットまで究極の職人わざとされるへら絞り加工だが、従来分
野にあき足らず、シンバルという楽器の製造分野に新天地を求めた中小企業が
ある。へら絞り加工メーカーの(株)小出製作所(大阪市平野区、小出俊雄社
長)がそれで、苦労を重ねた試作を経て、いまや月産200枚を越えるシンバ
ル量産メーカーの道を歩むまでになっている。
◆へら絞り加工技術は、圧延された金属材料の板材を回転させながら、へらで
面に向かって直角に力を与え変形させる加工技術。身の回りの生活必需品から
各種機械、装置、さらに先端製品の分野までその応用範囲はきわめて広い。最
も職人のわざを必要とする加工技術のひとつであり、コンピュータ制御による
自動化・機械化が飛躍的に進む中で、ますます人の力がものをいう技術分野と
なっている。
◆同社の創業は1946年。終戦間もない時期の鍋、釜の絞り加工から始って、こ
れまで軟鋼、ステンレス鋼、アルミ、銅などの金属板を成型加工、さまざまな
製品を手掛けてきた。しかし、90年代、製造業の空洞化などで売上げが落ちる
など苦境に直面、新分野の開拓を迫られた。およそ6年前、青銅製シンバルに
進出したのも、経営強化の一環でもあった。試作、製作に苦労もあった。特に
シンバルの盤面に微妙な凹凸を加える技術には苦心した。かいあって、「KO
IDE」ブランドのシンバルは、関西のプロ、アマドラマーを中心に知られる
所となり、販売は順調に伸びた。
◆次の一手は、本場、米国市場に打って出ること。あらゆるジャンルのミュー
ジシャンが集まる世界一の市場だからだ。しかし、要求レベルも高い。米国シ
ンバル市場にくさびが打ち込めるかどうか、同社のへら絞り加工技術の真価が
まさに問われようとしている。(編集子)
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「中小企業総合展」出展者募集を6月27日まで延長!
日本最大級の中小企業ビジネスマッチングイベントを東京と大阪で開催
■出展料:無料
◎東京開催
■開催日時:10月12日〜14日
■場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
◎大阪開催
■開催日時:平成18年1月25日〜27日
■場所:インテックス大阪(大阪市住之江区)
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.sougouten.com/
[問い合わせ先]
中小企業総合展事務局 電話 03―3524―4668
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☆☆今週のトピックス☆☆
1. 信用補完制度の見直し(取りまとめ結果の公表)
2. 講演会「元気出せ中小企業!〜中国で出来ること、出来ないこと〜」
3. 平成17年度「第16回省エネ大賞」の募集開始
4.「地域ブランドフォーラムin関東」の開催
5.「MICアントレプレナーセミナー第10回記念」の開催
6. 中小機構中部支部「出張相談会(名古屋)」の開催
7. 中小機構中部支部「出張相談会(岐阜)」の開催
8.「平成17年度商標法・不正競争防止法改正説明会」の開催(近畿)
9.「平成17年度知的財産権制度説明会(初心者向け)」の開催(近畿)
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1.信用補完制度の見直し(取りまとめ結果の公表)
◆信用補完制度は、中小企業金融の円滑化のため重要な役割を果たしてきまし
たが、本制度を取り巻く情勢の変化を受け、制度創設以来の抜本的な見直しを
行うこととなり、昨年12月以来、中小企業政策審議会の基本政策部会に小委
員会を設け、審議を行って参りました。この度、同部会において了承された案
をパブリックコメントに付した上で、6月20日、本取りまとめが了承されま
したので公表します。詳しくは以下を御覧下さい。
http://www.meti.go.jp/press/20050620009/20050620009.html
[問い合わせ先]
中小企業庁金融課
電話:03−3501−1560(直通)
2.講演会「元気出せ中小企業! 〜中国で出来ること、出来ないこと〜」
◆東京商工会議所工業部会では、7月7日、東京商工会議所「国際会議場」に
おいて、2700社もの中小企業を訪問・研究されている橋本久義政策研究大
学院大学教授をお招きし、中国で出来ること、日本でなければ出来ないことを
はじめ、ものづくりを担う中小企業が飛躍するためのヒントをお話しいただき
ます。定員100名(先着順)、参加費は無料ですので是非ご参加ください。
詳しくは以下を御覧下さい。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-5175.html
[問い合わせ先]
東京商工会議所 中小企業・支部担当部
電話:03−3283−7719 FAX:03−3213−4161
3.平成17年度「第16回省エネ大賞」の募集開始
◆(財)省エネルギーセンターは、民生用(家庭用部門、業務用部門、自動車
部門)で優れた省エネルギー性を持つ機器・システムを広く募集します。応募
締切は7月22日。審査により特に優秀と認められたものは、平成18年2月
の省エネルギー月間に東京で表彰式を行います。表彰を受けた機器・システム
は、「省エネ大賞受賞マーク」を表示することができます。詳しくは以下を御
覧下さい。
http://www.eccj.or.jp/pressrelease/050609.html
[問い合わせ先]
(財)省エネルギーセンター「省エネ大賞」事務局 担当:駒井啓一
電話:03−5543−3020 E-mail: gp-office@eccj.or.jp
4.「地域ブランドフォーラムin関東」の開催
◆中小機構関東支部では、標記フォーラムを7月11日に虎ノ門パストラル(
東京都港区)で開催します。講演と事例紹介、パネルディスカッションにより、
地域ブランドづくりの取り組みにおけるポイントを探ります。参加費は無料。
定員は300名(先着順)。申込締切りは7月4日。詳しくは以下をご覧くだ
さい。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/kanto/007003.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 関東支部
電話:03―3433―8571
5.「MICアントレプレナーセミナー第10回記念」の開催
◆中小機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、標記セ
ミナーを7月13日に同所(東京都港区)で開催します。著名なビジネスマン
を招聘し、起業体験などの講演、参加者との懇談を通じて起業家精神を育成す
るもので、今回は東京インターナショナルスクールの創設者で(株)日本国際
教育センターの坪谷ニュウエル郁子社長を講師に招きます。参加費は1千円(
先着順)。定員は50名(先着順)。申込締切りは7月11日。詳しくは以下
をご覧ください。
http://www.micim.jp/jp/entry/entry04.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)
電話:03―5444―8531
6.中小機構中部支部「出張相談会(名古屋)」の開催
◆中小機構中部支部では、標記相談会を6月30日〜7月2日に名古屋市中小
企業振興会館(名古屋市千種区)で開催される「2005 モノづくり革新展」
で実施します。同機構の専門家が経営などの相談を無料でお受けします。出展
ブース番号はG―9。同展示会にお越しの際にはお気軽にお立ち寄りください。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/chubu/005805.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 中部支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:052―220―0516
7.中小機構中部支部「出張相談会(岐阜)」の開催
◆中小機構中部支部では、標記相談会を7月14、15日に岐阜メモリアルセ
ンター(岐阜県岐阜市)で開催される「IT CITY MESSE in GIFU 第6回
都市づくり先進情報技術展」で実施します。同機構の専門家が経営などの相談
を無料でお受けします。出展ブース番号はJ―24。同展示会にお越しの際に
はお気軽にお立ち寄りください。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/chubu/005807.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 中部支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:052―220―0516
8.「平成17年度商標法・不正競争防止法改正説明会」の開催(近畿)
◆特許庁と近畿経済産業局では、標記説明会を7月5日にクレオ大阪(大阪市
天王寺区)で、7月20日に京都リサーチパーク(京都市下京区)でそれぞれ
開催します。地域ブランドの保護、模倣品・海賊版対策の強化、営業秘密保護
強化などの改正点について説明します。参加費は無料。詳しくは以下をご覧く
ださい。
http://www.kansai.meti.go.jp/2tokkyo/2setsumeikai/17houkaisei.htm
[問い合わせ先]
近畿経済産業局 地域経済部 特許室
電話:06―6966―6016
9.「平成17年度知的財産権制度説明会(初心者向け)」の開催(近畿)
◆特許庁と近畿経済産業局では、標記説明会を7月から8月にかけて近畿経済
産業局管内の府県で開催します。知的財産権についてこれから学びたい方や、
新たに企業の特許部門等に配属された方に制度の概要を説明します。参加費は
無料。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.kansai.meti.go.jp/2tokkyo/2setsumeikai/17shoshinsha.htm
[問い合わせ先]
近畿経済産業局 地域経済部 特許室
電話:06―6966―6016
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☆☆調査・研究レポート等☆☆
○原油価格上昇の影響に関する調査結果(6月21日発表)
http://www.meti.go.jp/press/20050621001/20050621001.html
○石油等消費動態確報(平成17年4月分。6月21日発表 )
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2d2000j.html
○第14回地域経済産業調査(拡大経済産業局長会議)(6月20日発表)
http://www.meti.go.jp/press/20050620008/20050620008.html
○中小企業月次景況調査(5月期:6月20日発表)
(全国中小企業団体中央会)
「中小企業のDI値は、一進一退で依然としてマイナスの水準。ここ数ヵ月は
弱含みで推移し、足踏み状態が続いている。」
http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei05-05.htm
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☆☆セレクト地域通信☆☆
■東京■
○「MICプレゼンテーション講習会」の開催
中小機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、標記講
習会を7月12、14、19日の3回にわたり同所(東京都港区)で開催しま
す。相手に理解されやすく、印象に残りやすいプレゼンテーション資料の作成
スキルを習得します。参加費は6,300円。定員は20名(先着順)。申込
締切りは7月4日。
http://www.micim.jp/jp/entry/entry15.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)
電話:03―5444―8531
■三重■
○「みえベンチャーカレッジ(公開講座)」の開催
(財)三重県産業支援センターでは、標記公開講座を7月22日(金)にア
スト津4階「アストホール」(津市)で開催します。国内航空会社で初の女性
社長に就任された(株)エアトランセ代表取締役社長の江村林香氏に、「自分
でも一番になれるビジネスモデル」を見つけ出す秘訣などをご講演いただきま
す。定員200名(先着順)、参加費無料。申込み締切は7月15日。
http://www.miesc.or.jp/vc
[問い合わせ先]
(財)三重県産業支援センター 新産業振興チーム 担当 前村
電話:059−228−3585 E-mail venture@miesc.or.jp
■京都■
○ものづくりベンチャー支援セミナー
日時:7月8日(金)14:00〜16:00
会場:京都府中小企業技術センター 5F研修室
内容:講演 「デジカメ逆転劇〜ものづくりの夢に賭ける〜」
講師 (株)カシオ日立モバイルコミュニケーションズ カメラ
モジュールプロジェクトプロジェクトリーダー 末高 弘之氏
対象:中小企業者等
定員:70名(先着順) 参加費:無料
http://www.mtc.pref.kyoto.jp/kikaku/monosemi/digicamesemi.htm
[問い合わせ先]
京都府中小企業技術センター 企画総務部 企画情報室 企画担当 宮本
電話:075-315-9506 E-mail:monosemi@mtc.pref.kyoto.jp
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★訂正★
前号(2005.6.15発行)の“今週のトピックス5.「地域ブランド
フォーラムin高知」の開催”は、“「地域ブランドフォーラムin四国」の
開催”の誤りでした。お詫びして訂正します。
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【初めて利用される方へ】
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[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 調査広報部 広報課(J-Net21)
E-mail: info@j-net21.jp
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★☆お役立ち情報☆★
○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:6月22日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工中金)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
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◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、諸事情
により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず直接詳細を確
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