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e−中小企業ネットマガジン

2005.6.1/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
           中小企業庁/中小企業基盤整備機構

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Vol.0182/2005.6.1∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

☆巻頭コラム☆
     天然植物「バナバ」で糖尿病に挑むバイオベンチャー

◆いまや国民病といわれる糖尿病。その患者数は約740万人。発病はしてい
ないが血糖値が常に高い予備軍は880万人と推定される。そうした現状から、
「今後は糖尿病の予防薬や治療薬市場が急増する」と見越して、産学連携の新
薬開発に並々ならぬ情熱を傾けるのはバイオベンチャー(株)ユース・テクノ
コーポレーション(京都府福知山市、従業員9人)の松山太社長。

◆同社は東南アジアの熱帯地方に生育する植物「バナバ」が血糖値を抑制し、
糖代謝の改善作用が高いことに着目し、その普及にこだわって関連製品の開発
を専門に行っている。バナバの葉からエキスを抽出する技術を開発(特許取得)
し、現在、フィリピンのルソン島に現地法人を設立して農園を開き、バナバを
一貫栽培し、ダイエット飲料の原料として供給するとともに、バナバを素材に
した薬品や錠剤、健康食品などの製品開発を進めている。

◆製品開発の本命は、巨大市場の糖尿病分野にある。バナバの葉から抽出した
コロソリン酸成分がインスリンの分泌促進、体質改善効果を高めるとして、同
社は京都大学などとの産学連携を進め、その基本技術の確立にめどをつけた。
今年中には製薬会社とライセンス契約を交わし、2〜3年内には経口型の糖尿
病治療薬として製品化する計画という。WHO(世界保健機構)もバナバの植
物インスリン効果を実証しているだけに、国際的な期待も膨らむ。

◆バナバとの出会いは12年程前のこと。家業の和菓子屋を引き継いだ松山社
長が和菓子に合うお茶を探して国内外を調査旅行しているうちに、フィリピン
で珍重されているバナバを見つけた。偶然のきっかけだが、飲むだけで血糖値
が下がるという本物の生薬であることが科学的に証明されたことから、平成4
年に同社を設立して本格的な事業化に乗り出した。それから製品化技術の修得
と臨床試験に時間をかけ、いよいよ表舞台に飛び出す時期にきたわけだ。

◆確かに、バナバは東南アジアに広く分布し原料供給に不安はない。しかも、
天然植物だから薬品素材としての副作用もない。これぞ「糖尿病予備軍の新し
い救世主」との意気込みだが、実績が重視される医薬品業界の壁をどう突き破
るか。壁は厚いが、その先にこそ可能性が広がる!(編集子)
         
          
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 ☆☆今週のトピックス☆☆

1.「信用補完制度のあり方に関する小委員会とりまとめ」(案)に対する意
  見の募集
2.「中小企業・ベンチャー企業育成専門家」の募集
3.「韓国 イノテクショー2005」出展者の募集
4.「マテリアルフローコスト会計(MFCA)導入共同研究モデル事業(中
  小企業向け)」の公募
5. 下請取引改善講習会の開催
6.「総合経営革新フェア@2005」の開催
7. 中小機構虎ノ門セミナー「中小企業のための土壌汚染対策セミナー」開催
8. ISO、Pマーク認証取得のための無料講習会の開催
9.「中小企業チャレンジセミナーin旭川」の開催(北海道)
10. セミナー「製品開発実践コース」の開催(東北)
11.「最新技術・施策セミナー」の開催(名古屋)
12.「地域ブランド創成フォーラムin近畿」の開催(近畿)
13. 平成17年度JAPANブランド育成支援事業プロジェクト案件の採択

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1.「信用補完制度のあり方に関する小委員会とりまとめ」(案)に対する意
  見の募集

◆中小企業政策審議会基本政策部会は小委員会を設け、昨年12月から信用補
完制度の包括的見直しを行い、「利用者の視点に立った制度見直し、サービス
強化」、「保証協会と金融機関との適切な責任共有による連携強化」、「信用
補完制度の持続的な運営基盤の確立」、「信用補完制度の運営規律の強化」の
観点からの取りまとめを行いました。本取りまとめ案に関し、ご意見を6月6
日まで募集しております。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.meti.go.jp/feedback/data/i50523bj.html
[問い合わせ先]
中小企業庁事業環境部金融課 基本政策部会事務局
電話番号:03−3501−2876(担当:浅井、武田、石曽根)


2.「中小企業・ベンチャー企業育成専門家」の募集

◆中小機構では、標記専門家を募集しています。募集は、「販路開拓プロジェ
クトマネージャー」2名(勤務地:東京都1名、大阪府1名)、「販路開拓専
門員」200名程度(同:東京都100程度、大阪府100名程度)、「技術
プロジェクトマネージャー」1名(同:札幌市)です。応募締切りは6月6日。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/venture/consult/advertisement/index.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 新事業支援部 新事業支援課
電話:03―5470―1564


3.「韓国 イノテクショー2005」出展者の募集

◆韓国中小企業庁では、標記展示会の出展者を募集しています。これは、革新
的な技術を有する中小企業の交流のため開催するもので、第6回となる今年は
8月29日から9月1日に韓国・テグ市で開催します。出展募集小間数は5〜
10。出展料は1ブースまで無料。申込締切りは6月22日。詳しくは以下を
ご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/kokusai/005776.html
[問い合わせ先]
【展示会について】韓国中小企業振興公団日本事務所 韓国事業創出センター
         電話:03―3508―0673
【申込み】    中小企業基盤整備機構 国際室
         FAX:03―5470―1527


4.「マテリアルフローコスト会計(MFCA)導入共同研究モデル事業(中
小企業向け)」の公募

◆中小機構では、標記実施提案の公募をします。これは、経営効率向上と環境
効率向上の両立を図る手段として期待されるMFCAの普及促進を図ることを
目的にするものです。申込み期限は6月30日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/kankyo/account/005721.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 経営支援課
電話:03―5470―1575


5.下請取引改善講習会の開催

◆(財)全国下請企業振興協会では、適正な下請取引を推進するため、親事業
者及び下請事業者の外注担当者等を対象として、標記の講習会を6月から各地
の会場で実施します。参加費は無料(ただし、テキスト代2千円)。
詳しくは、以下をご覧ください。
http://www.zenkyo.or.jp/img/k01_info.pdf
[問い合わせ先]
(財)全国下請企業振興協会
電話:03−5800−2860


6.「総合経営革新フェア@2005」の開催

◆総合経営革新フェア事務局では、標記フェアを6月10日に東京国際フォー
ラム(東京都千代田区)で開催します。「新」の経営力を確認し、身につける
ことを目的に、講演とパネルディスカッションをとおして考えます。参加費は
無料(事前登録制)。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.soukei-fair.jp/
[問い合わせ先]
総合経営革新フェア事務局
電話:03―5644―1864


7.中小機構虎ノ門セミナー「中小企業のための土壌汚染対策セミナー」開催

◆中小機構では、標記セミナーを6月16日に同機構会議室(東京都港区)で
開催します。土壌汚染リスク回避のために注意を払わなければならない法規制
や国際基準の解説、海外の状況などの説明を中心に情報提供をします。参加費
は無料。定員は100名(先着順)。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/tokutei/005759.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 経営支援課
電話:03―5470―1517


8.ISO、Pマーク認証取得のための無料講習会の開催

◆NPO法人ISO取得認証機構では、ISO9001、14001、22000
及びプライバシ−マークの概要、システム構築について中小企業向けに、無料
の「導入説明会」を6月〜7月に東京、大阪、名古屋、札幌で開催します。
詳しくは以下をご覧ください。
http://iso-scc.com/seminor/index.html
[問い合わせ先]
ISO取得認証機構 大阪事務局
電話:06−6343−2071


9.「中小企業チャレンジセミナーin旭川」の開催

◆北海道経済産業局、北海道、中小機構北海道支部他では、標記セミナーを6
月15日に旭川ターミナルホテル(北海道旭川市)で開催します。中小企業新
事業活動促進法制定に関し、「新事業に果敢に挑戦する中小企業の成功の秘訣
!」をテーマに、成功事例や支援施策の概要を説明します。参加費は無料。定
員は100名(先着順)。申込締切りは6月10日。詳しくは以下をご覧くだ
さい。
http://www.hkd.meti.go.jp/hokic/c_seminar_a/index.htm
[問い合わせ先]
(財)北海道中小企業総合支援センター 総合支援部
電話:011―232―2402


10.セミナー「製品開発実践コース」の開催(東北)

◆中小機構東北支部では、標記セミナーを6月14、23、28日に同支部内
会議室(仙台市青葉区)で開催します。新規事業に関し、コア技術の選択や開
発・育成、事業化展開への具体策などを学びます。参加費は無料。申込締切り
は6月7日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/center/tohoku/osirase/soudan/index.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 東北支部
電話:022―716―1751


11.「最新技術・施策セミナー」の開催(名古屋)

◆(財)名古屋市工業技術振興協会、中小機構中部支部他では、標記セミナー
を7月5日に名古屋市工業研究所(名古屋市熱田区)で開催します。経営戦略
と品質管理に関する講演と各種公的支援制度の活用方法についての説明を行い
ます。参加費は無料。申込締切りは6月28日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/chubu/005744
[問い合わせ先]
(財)名古屋市工業技術振興協会 管理部
電話:052―654―1633


12.「地域ブランド創成フォーラムin近畿」の開催

◆中小機構近畿支部では、標記フォーラムを6月27日にホテルグランヴィア
大阪(大阪市北区)で開催します。近畿管内における地域ブランドの創出促進
によるビジネスの事業化、地域経済の活性化を、先進事例を紹介しながら講演
とパネルディスカッションをとおして考えます。参加費は無料。定員は150
名(先着順)。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/kinki/005774.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 近畿支部
電話:06―6910―2235


13.平成17年度JAPANブランド育成支援事業プロジェクト案件の採択

◆中小企業庁からの委託事業である「JAPANブランド育成支援事業」につ
いて、日本商工会議所及び全国商工会連合会の共同事務局によるプロジェクト
採択審査委員会において、全国の商工会議所・商工会等から応募のあった提案
書(60件)の審査を行い、今般30件のプロジェクトを採択しました。
詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/chiiki/050601.japan_brand.htm
[問い合わせ先]
JAPANブランド育成支援事業プロジェクト採択審査委員会共同事務局
・日本商工会議所 流通・地域振興部 林・高山
 電話:03−3283−7864
・全国商工会連合会 企業支援部市場開拓支援課 長岡・中島
 電話:03−3503−1256

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★(財)中小企業異業種交流財団 HPをリニューアル!

 タイムリーな各種イベント情報や施策情報の提供、わかりやすい事業紹介を
しています。
http://www.igyoshu-fdn.or.jp
[問い合わせ先] 財団法人中小企業異業種交流財団 
電話:03−3584−0707

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☆☆調査・研究レポート等☆☆

○中小企業景況調査(2005年5月調査:6月1日発表)
(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/keikyoyouyaku.pdf

○鉱工業生産・出荷・在庫指数速報(平成17年4月分。5月30日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h200001j.html

○資源・エネルギー統計速報(平成17年4月分。5月30日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2d1000j.html

○商業販売統計速報(平成17年4月分。5月27日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2s1000j.html

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☆☆セレクト地域通信☆☆

■埼玉■
○さいたま市ベンチャー塾stage2「新事業でのビジネスモデルと行動
 計画〜実践型ワークショップ」の開催

日時:6月25日と7月2日
場所:さいたま新都心産学交流プラザ(さいたま市中央区)
内容:強いビジネスモデルの解説、創業者支援制度の紹介、ワークショップ
形式による行動計画の作成などを行います。
参加費:2千円、交流会費500円。  定員:30名(先着順、両日出席が条件)
申込締切り:6月17日。
http://www.sozo-saitama.or.jp/seminar/seminar01.html
[問い合わせ先]
(財)さいたま市産業創造財団 支援課
電話:048-851-6652

○「IOC本庄早稲田ワークショップ第7回」の参加者募集

日時:6月23日
場所:早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター(埼玉県本庄市)
内容:「先駆けしたマーケティングの牽引力」をテーマに、貴重なアイデアを、
企業を支える商品に育て上げるノウハウを学びます。
参加費:1千円、交流会費1千円。  定員:25名(先着順)
http://www.ioc-waseda.jp/cgi-bin/topics/topics.cgi?mode=dtl&num=1
[問い合わせ先]
(財)本庄国際リサーチパーク研究推進機構
電話:0495-24-7455

■千葉■
○第4回『ベンチャー・カップCHIBA』ビジネスプラン募集!
〜新規性・独創性に富み実現性のあるビジネスプランを募集〜

優秀なプランは、発表会でプレゼンを行っていただくとともに、当財団の
専門家が相談・助言を行ない、事業化を支援します。また、副賞としてグ
ランプリには100万円、優秀賞には10万円(4組程度)を授与。 
募集期限は7月29日(金)必着。
http://www.chibashi-sangyo.or.jp/contents/vc_bp_boshu.html
[問い合わせ先]
(財)千葉市産業振興財団 新事業創出班
電話: 043-201-9504 E-mail:shinjigyo@chibashi-sangyo.or.jp

■神奈川■
○中小企業のためのITセミナー
製造業に有効なサイトづくり 〜SEO(検索エンジン最適化)対策セミナー〜

日時:6月22日 14:00〜16:30
場所:(財)横浜産業振興公社 大会議室(横浜市中区)
内容:全国の中小企業を支援しホームページの活性化に数多くの実績を上げて
いるコンサルタントの方に、SEO対策についてご講演いただきます。
募集人数:40名   参加費:1人2,000円
http://www.idec.or.jp/events/2005/seminar0622.html
[問い合わせ先]
(財)横浜産業振興公社 創業・新事業支援担当
電話:045-225-3740  E-mail:webmaster@idec.or.jp

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◆中小企業ビジネス支援ホームページ 「J-Net21」◆

「J-Net21」には中小企業のための「最新情報」、成功の決め手となる
「ノウハウ」、成功のヒントが隠された「企業事例」、企業のマッチングを生
む「コミュニケーション」、経営に欠かせない「使えるツール」があります!
【J−Net21】 (URLが変更になりました。)
http://j-net21.smrj.go.jp/
【初めて利用される方へ】
http://j-net21.smrj.go.jp/visitor.html

[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 調査広報部 広報課(J-Net21)
E-mail: info@j-net21.jp
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★☆お役立ち情報☆★

○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:6月1日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工中金)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/

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