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e−中小企業ネットマガジン

2005.5.18/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
           中小企業庁/中小企業基盤整備機構

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Vol.0180/2005.5.18∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

☆巻頭コラム☆
     法改正を好機に“攻め”に転じた環境機器メーカー

◆昨年5月、大気汚染防止法が改正され、光化学スモッグなどを引き起こすV
OC(揮発性有機化合物)ガスについても工場や事業場など発生源での排出が
規制された。以来、基準値をクリアするための装置類の需要が急増しているが、
「関連機器メーカーにとって法改正は市場拡大のトリガー(引き金)」と受け
止めているのは、溶剤ガス回収装置メーカー(株)モリカワ(東京都豊島区、
従業員25人)の森川潔社長。

◆表舞台に出てきた同社の装置は、生産工場等で使われる溶剤から排出するV
OCガスを回収・液化凝縮した後、溶剤を再生してリサイクルする。圧縮深冷
凝縮方式という独自技術で排ガスを効率よく回収し、その回収液をリサイクル
して使用する点が他社製品にない特徴。再生利用することで有害ガスの大気放
出量を抑え、環境を保全する。しかも、設備が小型で運営コストも安い。それ
が中小企業のユーザーに受けている理由でもある。

◆この装置は化学品、塗装、印刷、洗浄、接着工場等が主な市場だが、法改正
をチャンスに木材処理、医薬製造、事務用品製造、家電工場などにも攻勢をか
けている。その対象は全国約3万5000社。市場規模は約2000億円とい
う。これに海外市場も視野に入れると、さらに成長の期待は広がる。現に、法
改正後の昨年夏から同社製品の出荷台数は増え続けている状況だ。

◆もともと同社は昭和36年創業のバルブメーカー。高度な技術を要する冷凍
冷房用バルブを得意として、早くから自社ブランドの製品戦略を展開。その技
術を基に電子機器にも注力し、それらの技術を複合化した環境機器分野へと領
域を広げてきた。近年はVOCガスの回収装置で知名度を上げ、平成14年に
環境機器部門を長野工場に集約。この体制強化が“法改正特需”に対応し、新
たな事業展開への跳躍台ともなっている。

◆法改正で弾みをつけ、「産学連携や大手企業とのパートナーシップ、代理店
の整備など事業体制を再構築する」と積極経営に転じた森川社長。次のハード
ルを株式公開に置き、経営軌道も上方修正の勢いだ!(編集子)        
        
          
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 ☆☆今週のトピックス☆☆

1.「新潟中越地震」に係るセーフティネット保証(4号)の指定期間の延長
2. 平成17年度「グリーン・サービサイジングモデル事業の補助金等」の公募
3.「中小企業総合展」出展者の募集
4. 産総研「健康工学研究センター」設立記念シンポジウムの開催(四国)
5.「平成17年度繊維人材育成事業」委託事業の公募 
6.「経営トップセミナーin北海道」の開催
7. 東京商工会議所「株式市場セミナー」―入門・株式公開―
8.「いちおし『起』業プラン大賞表彰式・創業支援セミナー」の開催
9.「MINATOインキュベーションセンター」利用者の募集
10.「国際化能力開発支援セミナー〜ベトナム進出の実際とその構築〜」開催
11. 電気通信大学の産学官連携を一日で全てお見せします!!
  「第1回産学官連携DAY in 電通大(6月7日)」の開催

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1.「新潟中越地震」に係るセーフティネット保証(4号)の指定期間の延長

◆新潟県中越地震により多大な被害を受けた新潟県の12市23町13村に対
する、信用保証協会のセーフティネット保証(4号)の指定期間が平成17年
8月18日まで延長されます。この措置により、引き続き、関連中小企業者は、
通常の枠に加えてさらに別枠で、普通保証2億円、無担保保証8千万円等の保
証が利用できるようになります。詳しくは以下をご覧ください。
(URL未定)
[問い合わせ先]
中小企業庁事業環境部金融課
電話:3501−1511(内線5271〜5275)


2.平成17年度「グリーン・サービサイジングモデル事業の補助金等」の公募

◆経済産業省では「環境負荷低減」及び「競争力を有する新たなビジネスモデ
ルの創出」に資する先導的なグリーン・サービサイジング事業(従来の製品販
売を前提としたビジネスと比較して、より高い環境負荷低減効果が期待される
サービス提供型のビジネス)を行う事業者を支援します。支援金額は上限4百
万円程度。公募の締切は、6月10日です。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/koubo/other%20koubo/050512green_serivice.htm
[問い合わせ先]
経済産業省 産業技術環境局 環境政策課 環境調和産業推進室
FAX:03−3501−1679   E-mail:sasaki-hidehiro@meti.go.jp


3.「中小企業総合展」出展者の募集

◆中小機構では、日本最大級の中小企業ビジネスマッチングイベント「中小企
業総合展」を10月12日〜14日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で、
来年1月25日〜27日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催します。
現在、出展者募集中。東京会場で約600社、大阪会場で約250社で、ビジ
ネスパートナーとの出会いや新たなる販路を求める中小企業の方々の出展をお
待ちしています。出展料は無料(1小間まで)。募集期限は6月20日。詳し
くは以下をご覧ください。
http://www.sougouten.com
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 新事業支援部 新事業支援課
電話:03―5470―1525


4.産総研「健康工学研究センター」設立記念シンポジウムの開催(四国)

◆産総研四国センターでは、5月25日、サンポート高松(高松市)で、標記
シンポジウムを開催します。「健康工学研究センター」は、健康な長寿社会の
構築を見据え、産総研の全研究ユニットや四国の行政・企業・大学・研究機関
等とも緊密に連携しつつ、健康予知診断技術及び健康リスク削減技術を中心と
した研究開発、健康産業創出を推進する我が国の健康工学研究の中核拠点とし
て、本年4月1日に産総研四国センター内に設立されたもので、今回のシンポ
ジウムでは、同センターの研究開発計画の他、産総研の研究戦略・地域戦略等
についての講演も行われます。参加申込期限は5月20日。詳しくは以下をご
覧下さい。
http://unit.aist.go.jp/shikoku/event/2005_05_25.html
[問い合わせ先]
独立行政法人産業技術総合研究所四国センター 産学官連携センター
電話:087−869−3530


5.「平成17年度繊維人材育成事業」委託事業の公募

◆中小機構では、標記事業の公募をしています。委託対象事業は、川中の中小
繊維製造事業者自立事業で求められるマーチャンダイザーやパタンナー、デザ
イナーを養成する人材育成事業など。委託対象事業者は、繊維事業を行う事業
協同組合などです。申請の期限は5月31日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/news/005641.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 繊維産業課
電話:03―5470―1589


6.「経営トップセミナーin北海道」の開催

◆中小企業大学校旭川校では、標記セミナーを7月7日〜8日に同校(北海道
旭川市)で開催します。V字回復の事例として旭山動物園とラベンダー花農園
のファーム富田を取り上げ、講義と現地視察により、経営の意思決定のあり方
を学んでいただきます。対象は全国の中小企業経営者・役員。受講料は2万4
千円(宿泊費、食事代等は別)。定員は30名。
http://www.smrj.go.jp/inst/asahikawa/info/005701.html
[問い合わせ先]
中小企業大学校旭川校
電話:0166−65−1200


7.東京商工会議所「株式市場セミナー」―入門・株式公開―

◆東商・中小企業相談センターでは「IPO(Initial Public Offering)とは何
?」、「公開すると会社はどうなるの?」といった疑問にやさしくお答えする
セミナーを6月14日に東京商工会議所ビルで開催します。講師陣は、ジャス
ダック・マザーズ市場の担当者、監査法人の実務専門家で、リアルな最新情報
を提供します。定員150名。参加費は無料。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.tokyo-cci.or.jp/venture/seminar/kabusiki.html
[問い合わせ先]
東京商工会議所中小企業相談センター 
電話:03−3283−7593   e-mail:venture@tokyo-cci.or.jp


8.「いちおし『起』業プラン大賞表彰式・創業支援セミナー」の開催

◆埼玉県創業・ベンチャー支援センターと中小機構関東支部では、標記表彰式
とセミナーを5月19日に、産学交流プラザ(さいたま市中央区)で開催しま
す。セミナーでは、ビジネス創造の考え方と事例による講演により、創業に対
する理解を深めていただきます。参加費は無料。定員は100名(先着順)。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/dbps_data/_material_/chushou/center/tokyo/doc/saitamasemina.doc
[問い合わせ先]
埼玉県創業・ベンチャー支援センター
電話:048―601―2345


9.「MINATOインキュベーションセンター」利用者の募集

◆中小機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、標記募
集を開始します。今回募集するのは、プレインキュベーションの支援サービス
利用者で、インキュベーションマネージャーによる事業・営業スキームづくり
の支援が受けられます。募集枠は3スペース。募集期間は5月24日から30
日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.micim.jp/jp/entry/entry01.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)
電話:03―5444―8531


10.「国際化能力開発支援セミナー〜ベトナム進出の実際とその構築〜」開催

◆(財)海外職業訓練協会では、標記セミナーを6月16日に国際能力開発支
援センター(千葉市美浜区)で開催します。ベトナムの現状やIT産業の動向
について講演し、ベトナム進出、事業拡大検討の参考にしていただきます。参
加費は無料。定員は50名(先着順)。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.ovta.or.jp/div/seminar/seminar050616.html
[問い合わせ先]
(財)海外職業訓練協会 千葉事務所
電話:043―276―7238


11.電気通信大学の産学官連携を一日で全てお見せします!!
 「第1回産学官連携DAY in 電通大(6月7日)」の開催

◆電気通信大学では、同大学の産学連携に向けた取り組みが1日で分かるイベ
ントを開催(東京都調布市)する予定です。午前中に経済産業省の安藤晴彦燃
料電池推進室長による基調講演「燃料電池を巡る国家戦略と中小企業のビジネ
スチャンス」ほかがあり、午後から同時開催で、電通大発ベンチャー企業の紹
介、学生アイディアコンテスト、共同研究成果報告会と国内最新の電子顕微鏡、
X線結晶回折装置などの分析・計測装置を展示・公開いたします。詳しくは以
下をご覧下さい。
http://www.crc.uec.ac.jp/japanese/
[問い合わせ先]
電気通信大学 研究協力課
電話:0424−43−5137


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☆☆調査・研究レポート等☆☆

○原油価格上昇の影響に関する追加調査(5月16日発表)
http://www.meti.go.jp/press/20050516005/20050516005.html

○商業販売統計確報(平成17年3月分。5月16日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2s1010j.html

○特定サービス産業動態統計速報(平成17年3月分。5月13日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2v1000j.html

○中小企業景況調査(2005年4月調査:4月27日発表)
(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/keikyoyouyaku.pdf

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☆☆セレクト地域通信☆☆

■宮城■
○東北XOOPS主催 2005年度 第3回XOOPS講習会
今回のテーマ:「テーマデザイン」

Webポータル・サイト構築用オープンソース・ソフトウエア「XOOPS(ズープス)
」を使うと、ポータルサイトを、個人でも手軽に立ち上げることができ、フォ
ーラム(電子掲示板)の設置やニュース等の表示、電子商取引機能などを簡単
にWebサイトに付加できます。
日時:5月21日 13:30〜15:30
場所:ネ!ットU(仙台情報・産業プラザ) 情報化研修室
http://www.siip.city.sendai.jp/netu/
参加費:1500円    参加人数:20名
[問い合わせ先]
東北XOOPS(東北XOOPS事務局 安達)
電話:022-387-6069      e-mail:xoops@site.hm

■東京■
○日本技術経営責任者協議会主催 第7回 講演会案内

日時:5月27日 講演会15:00‐17:00 パーティ:終了後〜19:00
講演会:テーマ: あなたは知っているか!「経営戦略上のIPOとは」
会場:日本教育会館9階「こうりん」 パーティ:同館9階「あすか」
会費:講演会\2000、懇親会¥4000、講演会と懇親会\5000
申込:cmea@cea.or.jp へ氏名、パーティ参加/不参加、会員/非会員、ITCの
場合はその旨、ご連絡ください。
ITC/ITC補:2時間分のポイントを証明いたします。
http://www.cea.or.jp/
[問い合わせ先]
日本技術経営責任者協議会 事務局   e-mail:cmea@cea.or.jp 

■神奈川■
○横浜エンジェルズ・フォーラム 交流会
〜起業家と個人投資家とのマッチング〜

月日:5月18日
内容:丸の内起業塾塾長・タリーズコーヒーの須賀副会長等による基調講演、
起業家によるプレゼンテーション、個人投資家や金融関係者に対し広くアピー
ルしていただく場も設けています。
詳しくは下記にお問い合せください。
NPO法人 横浜エンジェルズ・フォーラム事務局
TEL:045-210-0682   FAX:045-210-0681

■福岡■
○フクオカベンチャーマーケット

★毎月1回開催★
月日:5月23日
場所:アクロス福岡6階会議室(福岡市中央区天神)
内容:九州、全国、アジアのベンチャー企業・新分野展開企業と投資家等ビジ
ネスパートナーとのマッチングの場を提供します。
参加費:無料   事前申込み:必要なし
http://www.ist.or.jp/ven/fvm/month-market/month1.html
★7月開催のビッグマーケット★
〜製品展示会出展企業、ビジネスプランプレゼンテーション企業を募集中〜
参加費:製品展示会 有料  ビジネスプランプレゼンテーション 無料
http://www.ist.or.jp/ven/fvm/big-market/big.html
[問い合わせ先]
(財)福岡県産業・科学技術振興財団 (ベンチャーサポートセンター)
電話:092-725-2729      e-mail:ven@ist.or.jp

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◆中小企業ビジネス支援ホームページ 「J-Net21」◆

「J-Net21」には中小企業のための「最新情報」、成功の決め手となる
「ノウハウ」、成功のヒントが隠された「企業事例」、企業のマッチングを生
む「コミュニケーション」、経営に欠かせない「使えるツール」があります!
【J−Net21】 (URLが変更になりました。)
http://j-net21.smrj.go.jp/
【初めて利用される方へ】
http://j-net21.smrj.go.jp/visitor.html

[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 調査広報部 広報課(J-Net21)
E-mail: info@j-net21.jp
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★☆お役立ち情報☆★

○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:5月18日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工中金)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
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