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e−中小企業ネットマガジン

2005.3.2/e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
           中小企業庁/中小企業基盤整備機構

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Vol.0170/2005.3.2∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

☆巻頭コラム☆
    専門家派遣制度の活用と株式公開で体力をつけたIT企業

◆ネットビジネスを展開するIT企業が増え、業界は群雄割拠の状況にあるが、
「独創的な製品など明確な成長要素を持てば、銀行頼りではなく公的支援を活
用して発展できる」と独特の経営展開を披瀝するのは、ソフト開発ベンチャー
の(株)エイジア(東京都品川区、従業員21人)の江藤晃社長。

◆ちょうど10年前の平成7年、江藤社長はオーディオ機器メーカーをスピン
オフし、30歳そこそこで同社を創業した。当初はマルチメディアを利用した
結婚式を普及させようとしたが苦汁を味わった。その経験をテコにインターネ
ット分野に進出。ホームページ制作を手始めに、大手企業からの受託を含むソ
フト開発で技術力を磨いた。5年程前、ネット販売の弱点をカバーするeメー
ル活用の販売促進ツール「WEB CAS」を独自に開発。これがヒットし、
同社を成長軌道に乗せる主力商品となった。

◆創業当時から株式公開を目論んでいた同社は、自社製品の開発を機に準備を
開始した。その際、中小企業基盤整備機構が実施している専門家継続派遣制度
を活用し、営業・マーケティングの専門家やビジネスモデルづくりを支援する
弁理士などの協力を得て社内体制を整えた。そして、平成15年1月に未公開
企業の株式を売買する「グリーンシート市場」に上場。そこで調達した資金で
ソフト開発を加速し、一気に経営の自主路線を確立したのである。

◆グリーンシート市場を通じて直接投資家から資金を調達する方法は、いずれ
還元するとはいえ、銀行融資のように金利は付かない。そこに着眼した同社は、
事前の準備が奏功して、上場申請から審査パスまで僅か3ヵ月の短い期間と少
ない費用で株式公開を実現した。それによって低コストの資金を調達し、スト
ックオプション(新株購入予約権)を付与することで社員の士気が向上し、情
報開示でお客や取引先からの信用力も高まったという。

◆技術革新の激しいIT分野だけに、「製品開発のスピードが決め手」と言い
切る江藤社長。開発ピッチを速めるための資金確保と人材獲得に向けて、次の
目標をジャスダックや東京証券取引所の上場に置いている。(編集子)
      
  
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○中小企業診断士の登録更新申請を受付中

◆中小企業庁では、今年3月末で登録期限が到来する中小企業診断士の登録更
新申請の受付を行っています。(3月15日必着)詳細は以下をご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/041102shindanshi_koushin.htm
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 ☆☆今週のトピックス☆☆

1.「産業技術活用市2005」の開催
2. 第8回NICT起業家経営塾「u-Japan政策とベンチャー企業のビジネス
  チャンス」の開催
3.「ベンチャープラザ ファンド in TOKYO」の開催
4.第3回「勇気ある経営大賞」の顕彰候補企業を募集
5.「MICメインインキュベーション利用者」の追加募集
6. 中小繊維製造事業者自立事業企画立案等支援アドバイス事業の募集
7. 第20回エコマネー&コミュニティビジネス・トークのご案内
8.「建設業新分野進出等経営改革支援セミナー」の開催(北海道)
9.「女将が選ぶこれぞ!おもてなしセミナー」の開催(北海道)
10.「コミュニティビジネスシンポジウム in 佐原・鹿嶋・潮来地区」の開
  催(関東)

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1.「産業技術活用市2005」の開催

◆NPO法人産業技術活用センターでは、3月14日にちよだプラットフォー
ムスクウェアにおいて、富士通研究所、NTTアドバンステクノロジ、松下電
工、エプソンインテリジェンス、三菱化学エンジニアリングの5社が保有する
技術を中小企業などに移転するための見本市を開催します。マルチバイオ認証
技術、オーディオ信号統合型ロボットシステムなどの先端技術の展示と商談会
を行います。参加無料(交流会は2千円)。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.cea.or.jp/snpo/
[問い合わせ先]
NPO法人産業技術活用センター
電話:03−5259−8076    e-mail:snpo@cea.or.jp


2.第8回NICT起業家経営塾「u-Japan政策とベンチャー企業のビジネス
チャンス」の開催

◆情報通信研究機構(NICT)では、情報通信分野のベンチャー企業経営者
及び今後の創業を目指す方等を対象に「起業家経営塾」を開催しております。
第8回3月11日は、霞ヶ関ビル(東京都千代田区)において、来るべきユビ
キタスネット社会の実現に向け政府が提唱するu-Japan政策の内容を説明し、
ベンチャー企業に期待される役割等について検討してまいります。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.venture.nict.go.jp/event/kigyo/info050311.html
[問い合わせ先]
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)情報通信振興部門 
情報通信ベンチャー支援センター事務局
電話:03−3769−6815  e-mail:event2@venture.nict.go.jp


3.「ベンチャープラザ ファンド in TOKYO」の開催

◆中小機構では、標記催事を3月3日・4日に丸ビルコンファレンススクエア
(東京都千代田区)で開催します。各地で開催されたベンチャープラザの発表
者の中から厳正な審査により選ばれた企業が東京に集まり、ベンチャーキャピ
タル等の投資家の前でビジネスプランのプレゼンテーションを行います。参加
費は無料。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/dbps_data/_material_/chushou/a_ventrure/event/pdf/20050221_venture.pdf
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 新事業支援部 新事業支援課 マッチングチーム
電話:03―5470―1525


4.第3回「勇気ある経営大賞」の顕彰候補企業を募集

◆東京商工会議所では、勇気ある挑戦をしている、革新的・創造的な中小企業
を顕彰する標記経営大賞の顕彰候補企業を募集しています。受賞企業には、賞
金を贈呈、マスコミ等を通じて広く一般に周知するとともに、東京商工会議所
がニーズに応じた支援を講じ、経営を強力にサポートいたします。募集締切は
3月18日(金)。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.tokyo-cci.or.jp/chusho/keieitaisyo/index.html
[問い合わせ先]
東京商工会議所中小企業・支部担当部「勇気ある経営大賞」運営事務局
電話:03−3283−7644


5.「MICメインインキュベーション利用者」の追加募集

◆中小機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、標記利
用者の追加募集を行います。インキュベーションマネージャーによる事業・営
業スキームづくりの支援が受けられます。募集枠は1スペース。申込締切りは
3月9日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/site/kobo/syosai/004803.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構MINATOインキュベーションセンター(MIC)
電話 03―5444―8531


6.中小繊維製造事業者自立事業企画立案等支援アドバイス事業の募集

◆中小機構では、標記事業の申込みを受付けています。この事業は、川中の中
小繊維製造事業者を対象に、自立事業計画立案に関するアドバイスを専門家に
より行うものです。費用は無料。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/news/004795.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部 繊維産業課
電話:03―5470―1589


7.第20回エコマネー&コミュニティビジネス・トークのご案内

◆NPO法人エコミュニティ・ネットワークでは、「政府が推進する「地域再
生」プログラムの最新動向とエコマネー、地域通貨、コミュニティビジネスの
マッチングの可能性を探る!」をテーマに、セミナーを開催します。講師は、
総務省自治行政局自治政策課情報政策企画官の牧慎太郎氏とエコマネー提唱者
の加藤敏春氏です。申込締切は、3月11日。詳しくは、以下をご覧ください。
http://www.ecommunity.or.jp/news/talk20.html
[問い合わせ先]
NPO法人エコミュニティ・ネットワーク
電話:03−5978−6151


8.「建設業新分野進出等経営改革支援セミナー」の開催(北海道)

◆中小機構北海道支部、北海道地方建設産業再生協議会では、標記セミナーを
3月8日に札幌すみれホテル(札幌市中央区)で開催します。講演と施策説明
会により新分野進出の考え方を学んでいただくとともに、個別相談会を実施し
ます。参加費は無料。定員は120名(先着順)。詳しくは以下をご覧くださ
い。
http://www.smrj.go.jp/center/hokkaido/003538.html
[問い合わせ先]
(社)北海道建設業協会
電話:011―261―6186


9.「女将が選ぶこれぞ!おもてなしセミナー」の開催(北海道)

◆中小機構北海道支部、北海道新聞では、標記セミナーを3月10日に京王プ
ラザホテル札幌(札幌市中央区)で開催します。講演とパネルディスカッショ
ンのほか、先に募集した「おもてなし」アイデアの審査結果の発表を行います。
参加費は無料。定員は150名(応募多数の場合は抽選)。申込締切りは3月
3日。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/hokkaido/004830.html
[問い合わせ先]
北海道新聞社事業局「おもてなしセミナー」係
電話:011―210―5732


10.「コミュニティビジネスシンポジウム in 佐原・鹿嶋・潮来地区」の開
催(関東)

◆関東経済産業局では、佐原市・鹿嶋市・潮来市の協力を得て、3月13日に
佐原市中央公民館3階大会議室(千葉県佐原市)において、標記シンポジウム
を開催します。内容はコミュニティビジネス全般に係る基調講演、3団体の事
例発表、中間支援機関(ゼットやっぺい社)の事業構想発表などです。参加は
無料ですが定員200名で事前申込みが必要。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/community/event/20050215_sawara_kashima_itako_symposium.html
[問い合わせ先]
関東経済産業局コミュニティビジネス・NPO活動推進室
電話:048−600−0344    e-mail:kanto-cbn@meti.go.jp

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☆☆調査・研究レポート等☆☆

○商業販売統計速報(平成17年1月分。2月28日発表)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2s1000j.html

○鉱工業生産・出荷・在庫指数速報(平成17年1月分。2月28日発表) 
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h200001j.html

○中小企業景況調査(2月期:2月28日発表)(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/result/keikyoyouyaku.pdf

○「開業準備に関するアンケート調査」結果(2月23日発表)
(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/pfcj/pdf/2005kaigyojyunbi.pdf

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☆☆セレクト地域通信☆☆

■仙台■
○「人にやさしいものづくり」セミナー
〜みんなにやさしいを実現しよう〜の開催

日時:3月8日 13:15〜
場所:せんだいメディアテーク スタジオシアター(仙台市青葉区)
プログラム:
1.ユニバーサルデザイン(UD)ガイドラインの活用による商品開発
2.取り組み事例紹介−コクヨ(株)−
3.人にやさしいものづくりの実践に向けて
4.宮城県の現状と今後の取り組みに向けて  5.個別質問、個別相談
参加費:無料
http://www.hql.jp/gpd/jpn/www/grp/kika/udseminar/zentaiN.htm
[問い合わせ先]
(社)人間生活工学研究センター 前田
電話:06-6221-1674   E-mail:maeda@hql.jp

■神奈川■
○「神奈川中小企業センターインキュベートルーム入居企業募集」

施設の概要:横浜市中区尾上町5-80 神奈川中小企業センター7階15部屋
(10〜16u) パーティションにより各室間区分(賃料69,050〜99,300円)
対象:創業あるいは新事業に進出して間もない企業で、事業スペースとあわせ
て支援を必要としている入居者。
経験豊富な専門家が入居者の直面する経営課題解決のお手伝いをいたします。
http://www.ksc.or.jp/work/index.html
[問い合わせ先]
(財)神奈川中小企業センター企業化支援部企業化支援課
電話:045-633-5203

■東京■
○「人にやさしいものづくり」セミナー
〜子どもにもやさしいを実現しよう〜の開催

日時:3月14日 14:00〜
場所:石垣記念ホール(東京都港区赤坂)
プログラム:
1.特別講演「子どもに安全のプレゼント」
 国立医療保健科学院 生涯保健部長 田中哲郎氏
2.話題提供
 ・子どもへのユニバーサルデザイン:考え方と進め方
 ・子どもの製品安全に向けた製品安全協会の活動 など
3.パネルディスカッション「子どもにもやさしい製品開発の実現には」
参加費:無料
http://www.hql.jp/gpd/jpn/www/grp/kika/udseminar/zentaiN.htm
[問い合わせ先]
(社)人間生活工学研究センター 前田
電話:06-6221-1674   E-mail:maeda@hql.jp

■三重■
○販路開拓ビジネスチャンスコーディネーター募集期間の延長

(財)三重県産業支援センターは、経営革新等に取り組む県内中小企業の大都
市圏での販路開拓活動を支援するための平成17年度ビジネスチャンスコーディ
ネーター(8名程度募集)の募集期間を3月11日まで延長しますのでご応募下さ
い。
http://www.miesc.or.jp (「経営革新支援のご案内」をクリックして下さい)
[問い合わせ先]
財団法人 三重県産業支援センター 経営支援チーム 紙谷
電話:059-228-7283    e-mail: assen@miesc.or.jp

■京都■
○「株式公開サポートセミナー2005in京都」

日時:3月16日
場所:京都商工会議所(京都市中京区)
対象:中小・ベンチャー企業
内容:企業を成長させる手段としての株式公開について、講演とパネルディス
カッションで理解していただきます。
定員:50名(先着順)    参加費:無料
http://www.smrj.go.jp/kikou/branch/kinki/004783.html
[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 近畿支部 中小企業・ベンチャー総合支援センター
電話:06-6910-3866

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◆中小企業ビジネス支援ホームページ 「J-Net21」◆

「J-Net21」には中小企業のための「最新情報」、成功の決め手となる
「ノウハウ」、成功のヒントが隠された「企業事例」、企業のマッチングを生
む「コミュニケーション」、経営に欠かせない「使えるツール」があります!
【J−Net21】 (URLが変更になりました。)
http://j-net21.smrj.go.jp/
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http://j-net21.smrj.go.jp/visitor.html

[問い合わせ先]
中小企業基盤整備機構 調査広報部 広報課(J-Net21)
E-mail: info@j-net21.jp
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★☆お役立ち情報☆★

○電子相談窓口(経営上のご相談はこちらから)
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/sodan.html
○官公需発注情報(全国中小企業団体中央会)(更新日:3月2日)
http://www2.chuokai.or.jp/hacchu.asp
○中小公庫の融資制度の概要(中小企業金融公庫)
http://www.jasme.go.jp/jpn/bussiness/index_a.html
○商工中金の特別貸付のご案内(商工中金)
http://www.shokochukin.go.jp/sho21h01.html
○国民公庫の融資制度の概要(国民生活金融公庫)
http://www.kokukin.go.jp/
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