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■■ 編集&発行=e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/index.html
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
□━━━━━━━━━━━Vol.527/2012. 4.25━━━━━━━━━━━━━□
<今週のインデックス>
★巻頭コラム★「非常時の食の開発に挑む」
★こんにちは!中小企業庁です★
「中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえた中小企業の経営支援のための
政策パッケージ」など
★今週のトピックス★
【全国向け】1.「中小企業総合展2012 in Kansai」を開催します
(来場者募集)
2.「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」対象
事業の公募を行っています
【関東地域】3.平成24年度地域商業再生事業(補助金)の公募説明会を
開催します
4.ものづくり産業基盤強化グループ支援事業の事業説明会を
開催します
【中部地域】5.「ブランディング促進セミナー」を開催します
【近畿地域】6.「入門 労働・社会保険実務講座(給付編)」を開催します
7.「尼崎ルーキーズアカデミー」を開催します
【九州地域】8.「海外展開支援施策説明会」を開催します
★支援機関ニュース★
「施策活用事例を紹介しています」など
★調査・研究レポート★
★編集後記★
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★巻頭コラム★
「非常時の食の開発に挑む」
◆「ライフラインの寸断した被災地でも、いつもと同じに温かくて美味しい食
事」をコンセプトに被災者にやさしい非常食を開発、提供し、平成16年と平成
19年の2度の新潟県中越地震と中越沖地震、昨年の東日本大震災で非常食メー
カーとして真価を発揮した企業がある。
◆ホリカフーズ(株)(新潟県魚沼市:川井義博社長)は昭和30年、地場の組合
事業を引き継いで食肉缶詰・加工品メーカーとして発足した。当時、食肉加工
品は貴重で、事業は順調に拡大。しかし、平成3年の牛肉の輸入自由化を境に
生肉の需要が増大し、生産縮小を余儀なくされる。常温製品の新たな商品を模
索する中で思い当たったのが、災害時の非常食であった。
◆被災時の食事について、平成7年の阪神・淡路大震災の復旧活動従事者や被
災者を対象に調査を実施、商品化したのが、“ごはん”と“おかず”に、発熱
セットを同梱した「レスキューフーズ」である。いつでもどこでも簡単に温め
られる非常食は、メニューも豊富で、まさに被災地が待っていたものだった。
アウトドアや普段の予備食として手軽に美味しく食べられるのもうれしい。
◆同社が食品加工の新分野に参入したのは昭和47年。大学病院の依頼により、
国内特許第1号の天然食品の経管流動食品を開発したのを始まりとする。以降、
治療食や介護食の研究開発を行い、多くの製品をラインナップ。高齢化社会へ
のシフトとともに需要が増大している。また、別会社を設立し、食品と同じ原
料から作った「安心・安全な食品会社のペットフード」(川井社長)は、ペッ
トの家族化により飼い主の心をしっかりと掴んだ。
◆「いざという時にホリカフーズがあって良かった」と言われることが、川井
社長の食品開発の一貫した思いである。根底にあるのは、人への配慮と優しさ。
相手の状況や環境を思いやり、培った自社ノウハウを最大限に活用して製品開
発を行う。結果、期せずして時代のニーズを先取りする商品が世に送り出され
ることになる。“必要とされるモノ”づくりの原点はここにある。(編集子)
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★こんにちは! 中小企業庁です!★
☆☆☆今週のトップニュース☆☆☆
◆「中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえた中小企業の経営支援のための
政策パッケージ」を策定しました
内閣府・金融庁・中小企業庁では、中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえ、
「中小企業の経営支援のための政策パッケージ」を策定し、公表しました。
1.金融機関によるコンサルティング機能の一層の発揮
2.企業再生支援機構及び中小企業再生支援協議会の機能及び連携の強化
3.その他経営改善・事業再生支援の環境整備
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2012/0420Enkatsu-encho.htm
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◆“ちいさな企業”未来会議の第二回ワーキンググループを開催しました
中小企業庁では、技術力・人材、販路開拓、取引関係について集中的に討議を
行う第二回ワーキンググループを開催しました。
開催の模様(写真)、資料など、詳しくは以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/miraikaigi/index.htm
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◆“ちいさな企業”未来会議の地方会議を開催しています
中小企業庁では、地方の隅々にいたる中小・小規模企業の皆様のご意見を幅広
く伺うため、“ちいさな企業”未来会議「地方会議」を開催しています。
以下の地方会議について、参加者を募集しています。
・5月12日(土)13:30〜15:30 豊田商工会議所(愛知県豊田市)
・5月12日(土)15:00〜17:00 伝国の杜(山形県米沢市)
・5月13日(日)14:00〜16:00 長野県諏訪合同庁舎(長野県諏訪市)
・5月13日(日)14:00〜16:00 京都リサーチパーク バズホール
(京都府京都市)
・5月14日(月)13:30〜15:30 総合センター(岩手県葛巻町)
・5月15日(火)13:30〜15:30 大有田焼会館(佐賀県有田町)
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/miraikaigi/2012/0319.htm
……………………………………………………………………………………………
◆電気料金の上昇及び原材料価格の上昇等に係る下請取引の適正化を要請しま
した
中小企業庁では、電気料金の上昇及び原材料価格の上昇などに伴う負担の増加
について、下請中小企業に一方的にしわ寄せすることなく適正な転嫁が可能と
なるよう、下請代金支払遅延等防止法(下請法)を遵守することについて全国
の親事業者約22,000社に対し文書による要請を行いました。
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2012/0420Denki.htm
……………………………………………………………………………………………
◆平成24年度地域商業再生事業(補助金)の募集を開始しました
中小企業庁では、まちづくり会社などの民間企業や特定非営利活動法人などと
商店街組織が連携して実施する、地域商店街に必要とされる地域コミュニティ
機能の調査及び調査結果に基づく地域コミュニティ機能の再生・向上を図る取
組みを支援する補助事業の公募を開始しました。
[補助率]補助対象経費の3分の2以内
[公募期間]4月23日(月)〜5月31日(木)(各地の経済産業局に17時必着)
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2012/0413SaiseiHojyo.htm
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◆「中小企業応援モールプロジェクト」の説明会を開催します
中小企業庁では、罹災した中小企業が、新たな販路を開拓できるよう、イン
ターネットモールへの出店支援事業を実施します。出店やインターネット通販
に関する販売指導など本プロジェクトの説明会を東日本各地で開催します。
[日程・場所]4月26日(木)〜5月24日(木)東日本10県24会場にて開催
[参加費]無料
http://ouen-netshop.jp
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☆☆☆今週の主なニュース☆☆☆
◆中小ものづくり高度化法に基づく「特定ものづくり基盤技術高度化指針」を
改正しました
中小企業庁では、中小ものづくり高度化法に基づく「特定ものづくり基盤技術」
に2技術を追加し、22技術に変更するとともに、対象範囲の拡大、構成の変更
など指針の内容を改訂しました。
○「特定ものづくり基盤技術」の追加・変更
・新規技術として「冷凍空調に係る技術」「塗装に係る技術」の2技術を追
加しました。
・次の特定ものづくり基盤技術については、対象範囲拡大等のため、名称
を変更しました。
(変更前) (変更後)
「溶射に係る技術」 → 「溶射・蒸着に係る技術」
「織染加工に係る技術」 → 「繊維加工に係る技術」
「部材の結合に係る技術」 → 「部材の締結に係る技術」
「真空の維持に係る技術」→ 「真空に係る技術」
○「特定ものづくり基盤技術高度化指針」の内容の見直し
全ての特定ものづくり基盤技術について、最新技術の動向を反映するととも
に構成を変更しました。
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2012/0412ShishinKaitei.htm
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◆戦略的基盤技術高度化支援事業の公募を行っています
中小企業庁では、鋳造、鍛造、切削加工、めっきなど22技術分野の向上につな
がる研究開発からその試作までの取組を支援するための事業を公募しています。
本事業は、中小ものづくり高度化法の認定を受けた特定研究開発等計画に基づ
く研究開発であることが必要です。
[研究開発期間]2年度又は3年度
[研究開発規模(上限額)]平成24年度に行う研究開発に要する費用の合計が、
4,500万円以下。
※2年度目以降は、原則として次のとおり減額するものとします。
2年度目 初年度の契約額の2/3以内
3年度目 初年度の契約額の半額以内
[公募期間]4月16日(月)〜6月19日(火)
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2012/0416senryaku_koubo.htm
……………………………………………………………………………………………
◆平成24年度グローバル技術連携支援事業の公募を行っています
中小企業庁では、複数の中小企業者などから構成される共同体が、オンリーワ
ン技術の獲得や技術流出防止、模倣品対策を図りながら海外展開を目指して取
り組む試作品開発と、その成果に係る販路開拓を支援する補助事業を公募して
います。
本補助金の対象は、本補助事業にて試作品開発に取り組み、かつ、日本国内に
本社及び開発拠点を有する中小企業です。
[補助率]補助対象経費の3分の2以内
[補助限度額]共同体1事業当たり5千万円
(単年度の補助限度額は、共同体1事業当たり2千万円)
※最長で3年度にわたり補助事業を実施することが可能
[公募期間]4月13日(金)〜5月31日(木)(17時必着)
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2012/0229glo-yokoku.htm
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◆規模別製造工業生産指数(中小企業製造工業生産指数)を公表しました
平成24年2月分確報値を公表いたしました。詳細は、以下のサイトをご覧くだ
さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kibobetu/index.htm
……………………………………………………………………………………………
◆携帯から見られる「モバイル中小企業庁」
携帯電話専用の中小企業施策検索サイト「モバイル中小企業庁」を用意してい
ます。外出先から、携帯電話で、最新の中小企業支援策などの情報を、簡単に
入手することができます。
http://chusho.mjmk.jp/
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★今週のトピックス★
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◆◆◆全国向け◆◆◆
1.「中小企業総合展2012 in Kansai」を開催します(来場者募集)
◆中小機構では、国内の中小企業約520社をはじめ海外からの出展企業約80社
が自社の製品・技術・サービスなどを展示・紹介するマッチングイベントを開
催します。その他、多様なプログラムを用意しています。
[日時]5月30日(水)〜6月1日(金)10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
[場所]インテックス大阪6号館A・Bゾーン(大阪市住之江区)
[入場料]無料
http://sougouten.smrj.go.jp/
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2.「デジタル・ディバイド解消に向けた技術等研究開発」対象事業の公募を
行っています
◆総務省では、高齢者・障害者向け通信・放送サービスの充実を図る新たな
ICT技術などの研究開発事業(補助事業)を公募しています。
[公募期間]4月20日(金)〜5月21日(月)(最終日は17:00までに必着)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000021.html
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◆◆◆関東地域◆◆◆
3.平成24年度地域商業再生事業(補助金)の公募説明会を開催します
◆関東経済産業局では、商店街組織とまちづくり会社やNPOなどが一体となっ
た地域商店街のコミュニティ機能再生のための取組を支援する「平成24年度地
域商業再生事業(補助金)」の公募説明会を開催します。
[日時](1)4月26日(木)(2)5月9日(水)ともに14:00〜16:00
[場所](1)さいたま新都心合同庁舎1号館(さいたま市中央区)
(2)静岡県男女共同参画センターあざれあ(静岡市駿河区)
[参加費]無料 [定員](1)100名(2)45名
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/shougyou/chiiki_shougyou_saisei_hojyokin.html
……………………………………………………………………………………………
4.ものづくり産業基盤強化グループ支援事業の事業説明会を開催します
◆(公財)東京都中小企業振興公社では、開発・生産・営業体制の強化(仕組
みづくり)を共同で取り組む中小企業グループを助成する事業の説明会を開催
します。
[日時・場所・定員]
4月27日(金)10:00〜12:00 東京都中小企業会館(中央区)9階講堂
100名
4月27日(金)15:00〜17:00
(公財)東京都中小企業振興公社 多摩支社(昭島市)2階大会議室 80名
[参加費]無料
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1203/0018.html
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◆◆◆中部地域◆◆◆
5.「ブランディング促進セミナー」を開催します
◆石川県では、「プレミアム石川ブランド等認定制度」の公募説明会に併せ、
ブランディングに関するセミナーを開催します。
[日時]4月27日(金)14:00〜16:00
[場所]石川県庁(石川県金沢市)
[参加費]無料
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/syoko/ishibura/h24/semina.html
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◆◆◆近畿地域◆◆◆
6.「入門 労働・社会保険実務講座(給付編)」を開催します
◆尼崎商工会議所では、様々な給付に関する実務知識をわかりやすく解説する
とともに、高額療養費や年金額の計算等実際に手続用紙を使って演習する講座
を開催します。また、企業年金についても説明します。
[日時]5月8日(火)・5月15日(火) 全2回 13:00〜17:00
[場所]尼崎商工会議所(兵庫県尼崎市)
[参加費]20,000円(尼崎商工会議所会員15,000円)
[定員]15名(定員になり次第締切り)
http://www.amacci.or.jp/seminar/jitsumu1205/
……………………………………………………………………………………………
7.「尼崎ルーキーズアカデミー」を開催します
◆尼崎商工会議所では、新入社員を中心とする若手社員育成の場として、ワー
ク・ディスカッションを中心とした全6回の講座を開催します。
[日時]5月28日(月)、6月25日(月)、7月23日(月)
9月24日(月)、10月22日(月)、11月26日(月)
13:00〜17:00(講座) 17:00〜18:00(懇親会)
※全講座受講並びに選択も可能。
[場所]尼崎商工会議所(兵庫県尼崎市)
[参加費]各回3,000円(懇親会費込)
※3講座以上申し込みの場合は、10%オフ
[定員]各回20名
http://www.amacci.or.jp/seminar/rookie_aca2012/
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◆◆◆九州地域◆◆◆
8.「海外展開支援施策説明会」を開催します
◆九州経済産業局、九州知的財産戦略協議会、九州経済国際化推進機構では、
販路開拓、金融支援、知財活用、海外人材(グローバル人材)確保などに有効
な支援施策をまとめて紹介する説明会を開催します。希望される方には、個別
相談会も予定しています。
[日時]5月11日(金)13:30〜17:30
[場所]アクロス福岡(福岡市中央区)
[参加費]無料 [定員]200名
http://www.kyushu.meti.go.jp/event/1204/120417_1.html
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★支援機関ニュース★
◆「施策活用事例」を紹介しています
中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」では、施策の活用事例を紹介してい
ます。
【事例の一部】( )は活用した施策
・「展示会への出展で新商品の販路拡大に取り組む」(相談、展示会出展)
・「廃プラスチックを利用した大型工業製品の開発による事業拡大」
(専門家派遣)
・「もうひとりの私が家事を代行します!」
−現代ママ、育児世帯、現代女性のベストパートナー
(相談、融資、情報提供)
これ以外にも数多くの事例を紹介しています。是非、サイトをご覧下さい。
http://j-net21.smrj.go.jp/know/shisaku/news.html
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◆「ひまわりほっとダイヤル」受付しています
日本弁護士連合会の中小企業向け相談ダイヤル「ひまわりほっとダイヤル」で
は、弁護士が、取引先などの相談(原則面談による)に対応しています。
一部の都道府県を除き、初回面談30分無料相談を実施中です。
[受付時間]平日の10:00〜16:00(但し、12:00〜13:00を除きます)
[電話番号]0570−001−240(おおい ちゅうしょう)
※ご利用の際、通話料がかかります。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/sme/index.html
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◆中小企業ビジネス支援サイト【J-Net21】
特集「職場でのストレス緩和へ向けた人事労務管理のポイント」では、メンタ
ルヘルス対策や、労働時間管理などについて、わかりやすく解説しています。
http://j-net21.smrj.go.jp/features/2012041607.html
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◆中小企業関係機関リンク集
http://www.chusho.meti.go.jp/link/index.html
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★調査・研究レポート★
◆3月の中小企業月次景況調査(4月20日発表)(全国中小企業団体中央会)
http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei12-03.htm
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★編集後記★
◆いつもe−中小企業ネットマガジンをご愛読いただきまして、どうもありが
とうございます。
新年度を迎え、入社、転勤、入学など新たな決意、決断をして新生活を迎えて
おられる方も多いと思います。
大きな決断をして、ものごとを実行することを「ルビコン川をわたる」と表現
します。
紀元前49年、ローマの将軍ユリウス・カエサルは、ガリア地域(今のフランス
とその周辺)を平定した後、軍を率いて、ローマに戻ろうとしていました。
ローマ本国と属州の境界になっていたのがルビコン川です。
カエサルは、この小さな川を前に立ち往生していました。ローマは当時貧富の
差が激しくなり国が乱れ、カエサルに改革を期待する声が高まっていました。
しかし、ローマの政治を動かしていた元老院議員たちは、「将軍がローマに戻
る際は軍を解散しなければならない」と規則をつくっていました。
改革は必要。しかし、自分が戻れば国は二つに分かれ内戦になる。
「賽は投げられた」
1月12日、カエサルは、軍を率いたままルビコン川を渡り、ローマに戻ります。
内戦を制し、政権の座についたカエサルは、優秀な人材を属州からも登用し、
属州の代表にも市民権を与える改革に乗り出します。自分に刃向かった者も、
心をあらためれば高い地位に戻しました。
改革が軌道に乗り始めた紀元前44年3月15日、カエサルは14人の集団に暗殺さ
れます。この14人のほとんどは、カエサルに許されて復帰した反対派の人たち
でした。
しかし、このカエサルの寛容な姿勢は、後のローマ帝国の基本政策となって受
け継がれ、属州から皇帝が輩出されたこともありました。
英雄の一つの決断は、ローマ帝国が以後400年の長きにわたり繁栄した礎と
なったのです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
なお、来週5月2日(水)の配信はお休みさせていただきます。次回は5月9日
(水)の配信となりますので、どうかよろしくお願いします。(S.K.)
中小企業施策に関するご質問、当メルマガへのご意見、ご感想などがござい
ましたら、下記のアドレスへどうぞ!
chusho-netmagazine@meti.go.jp
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◎「e−中小企業ネットマガジン」に掲載されている情報については、諸事情
により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず詳細をご確認
のうえご利用願います。
◎本メールマガジン記載の巻頭コラムは、出典を明らかにして頂ければご自由
に引用することが可能です。ご不明な点は上記の編集局までお問い合せ下さい。
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