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■■ 編集&発行=e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
http://www.chusho.meti.go.jp/e_chusho/index.html
中小企業庁/中小企業基盤整備機構
□━━━━━━━━━━━Vol.508/2011.11.30━━━━━━━━━━━━━□
<今週のインデックス>
★巻頭コラム★「コケを有効に活用したい」
★こんにちは!中小企業庁です★
平成23年度 3次補正予算「国内立地推進事業費補助金」公募など
★今週のトピックス★
【全国向け】1.「中小企業総合展2012 in kansai」の出展者募集
2.FOODEX JAPAN2012中小機構「SEKAI KIZUNA」ブース出展者募集
【関東地域】3.ライフプランセミナーのご案内
【中部地域】4.「中部ものづくり基盤技術展」の開催
【近畿地域】5.「Create The Future〜理系大学生限定の就職イベント」の開催
6.「空間デザイナーが教える流行るお店の創り方」セミナーの開催
【沖縄地域】7.「沖縄県投資環境説明会」及び「県内視察会」の開催
★支援機関ニュース★
「ひまわりほっとダイヤル」受付中など
★編集後記★
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★巻頭コラム★
「コケを有効に活用したい」
◆間伐材を活用したログハウスの販売会社を経営していた山本正幸氏は、間伐
材の伐採のため山へ入るたびにコケを目にし「これを有効に活用する方法はな
いものか」と思案した。コケは土がなくても生育し乾燥しても死なない。土が
不要ということは軽いということ。きっと何かに有効利用できるはずだと思っ
た。今から20年も前の話だ。
◆この発想が立って、環境緑化に貢献する、コケによる屋根やコンクリート壁
面などの緑化システムを手がける(株)モス山形(山形市)を平成3年に誕生
させた。ただコケの活用を思いついてから、その栽培方法を確立するまでに約
5年かかった。コケは環境面に優れた特性を持つが、種苗生産に2年かかるな
ど商品ができるまで3年半も費やすという難しさもある。
◆「商品化まで長くかかるので当然、企業経営の面では難しい面も出てくる」
(山本氏)。だが、このハードルを乗り越えてチャレンジする。「今まで緑化
ができなかった砂防ダム、擁壁、コンクリート面などの緑化が可能になる」な
ど効果は極めて大きいと考えた。また大都市を緑化し、しかも断熱効果も発揮
できるのは「コケが一番簡単な緑化の方法だ」と確信していた。
◆同社が生産・販売するコケ緑化資材は、高強度発泡スチロールとコケ植物を
一体化した「コケボード」(商品名)と保水性のある繊維ボードと組み合わせ
た「コケマット」(同)がメーンだ。コケ植物も含めOEM(相手先商標によ
る生産・販売)も手掛けるほどに成長した。
◆コケ緑化システムのパイオニアとして今や、国内シェアは90%以上を維持す
る。またコケの栽培は中山間地の耕作放棄農地を活用しており、これにより荒
れ放題だった里地里山の復活と地元の中高齢者雇用にも力を尽くす。「もっと
いいものを作りもっとコストダウンしたい。」共感してくれるパートナーを探
しながら夢はさらに膨らむ。環境に優しい緑化システムの開発はわが国にとっ
て焦眉の急でもある。(編集子)
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★こんにちは! 中小企業庁です!★
☆☆☆今週のトップニュース☆☆☆
◆平成23年度 3次補正予算「国内立地推進事業費補助金」公募
東日本大震災からの復興を図ることを目的として、代替が効かない部品・素材
分野と我が国の将来の雇用を支える高付加価値の成長分野における機械設備等
を導入する民間事業者等を公募します。
[公募期間]12月28日(水)正午まで
詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.meti.go.jp/information/data/c111128bj.html
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◆「福島県産業復興相談センター」相談受付開始
東日本大震災及び原子力発電所事故により甚大な被害を受けた福島県内の中小
企業者などの事業再開や事業再生を支援するため、「福島県産業復興相談セン
ター」を設立し、本日から相談受付を開始します。
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2011/111124FukushimaFukkou.htm
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◆中小企業経営承継円滑化法申請マニュアル
「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律(平成20年法律33号)」
に、所得税法等の一部改正「非上場株式等に係る贈与税及び相続税の納税猶予
制度」の内容が盛り込まれたことを踏まえ、申請マニュアルを改訂しました。
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2008/080917shokei_manual.htm
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☆☆☆今週の主なニュース☆☆☆
◆平成23年度第三次補正予算に係る官公需に関する中小企業者の受注機会の増
大に関する要請文の発出
中小企業庁では、平成23年度第三次補正予算の成立を受け、各府省及び地方公
共団体などに対して、復旧・復興事業などについて、被災地域の中小企業者の
受注機会の増大に努めるよう要請しました。
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.meti.go.jp/press/2011/11/20111121010/20111121010.html
……………………………………………………………………………………………
◆下請取引の適正化及び下請事業者への配慮等に係る通達の発出
中小企業庁では、親事業者などに対し「下請取引の適正化」及び「下請事業者
への配慮等」に係る通達を発出しました。
具体的には、年末に向けた下請事業者の資金繰りを確保するため親事業者が下
請代金を早期にかつ可能な限り現金で支払うことや、円高の進展等による影響
が立場の弱い下請事業者に不当にしわ寄せされることがないよう配慮すること
などを要請しました。
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2011/111121ShitaukeTsutatsu.htm
……………………………………………………………………………………………
◆タイ洪水被害に関する金融支援の拡充
中小企業庁では、タイの洪水被害の影響が長期間に渡って広く国内中小・中堅
企業などの経営に波及する恐れがあることに鑑み、11月18日付けで「特別相談
窓口」の設置を日本政策金融公庫、商工組合中央金庫等関係機関に要請し、以
下の金融支援を開始しました。
1.セーフティネット貸付(日本政策金融公庫)
2.危機対応貸付(商工組合中央金庫・日本政策投資銀行)
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/2011/111118Thai.htm
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◆平成23年度「統計調査票提出促進運動(10月1日〜12月28日)」実施中
経済産業省では、当省が実施する統計調査に対し、一層のご協力をいただくた
め、10月18日の「統計の日」を含む10月からの3か月間を「統計調査票提出促
進運動」として推進しています。
以下サイトでは、当省が実施する統計調査へ理解度を深めていただくため、調
査票提出による皆様のメリットや記入負担の軽減方策などについて、紹介して
います。
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/topics/sokushin/index.html
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◆平成23年度知的財産権制度説明会(実務者向け)の開催(相談会も併催)
特許庁では、知的財産権の業務に携っている実務者の方を対象に、知的財産権の
制度の円滑な運用を図るため、実務上必要な知識の習得を目指した説明会を、全
国主要都市で開催します。(弁護士・弁理士による無料相談会も併催)
[12月第2週の開催日程・場所]
さいたま 12月5日(月)JA共済埼玉ビル
金沢 12月6日(火)石川県地場産業振興センター
神戸 12月7日(水)兵庫県農業共済会館(相談会併催予定)
那覇 12月7日(水)沖縄産業支援センター
東京 12月8日(木)サンパール荒川
横浜 12月8日(木)神奈川県民ホール
松山 12月9日(金)テクノプラザ愛媛
詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
https://apollon.nta.co.jp/chitekizaisanken23_jitsumusha/
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◆中小企業庁HPに「東日本大震災関連情報」特設サイトを開設中
被災された中小企業の皆さんなどに関連する様々な情報をタイムリーにお知ら
せします。平成23年度第3次補正関連の中小企業の方々に活用いただける主な
支援策5つについて、分かり易く要点をまとめたチラシを掲載しています。
是非ご活用下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/index.html
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◆携帯用サイト「モバイル中小企業庁」
「東日本大震災」関連情報を検索しやすくするとともに、特別相談窓口の電話
番号を掲載し、直接電話ができるようにしています。
iモードなどの震災関連情報からもアクセスできます。是非ご活用ください。
http://chusho.mjmk.jp/
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★今週のトピックス★
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◆◆◆全国向け◆◆◆
1.「中小企業総合展2012 in kansai」の出展者募集
◆中小機構では、中小・ベンチャー企業が、自ら製造開発した製品、サービ
ス、技術などを展示し、販路開拓、業務提携といったビジネスマッチングを
促進するための展示会を開催します。現在、出展企業を募集中です。
[開催日程]平成24年5月30日(水)〜6月1日(金)
[場所]インテックス大阪(大阪市住之江区)
[出展小間数]中小・ベンチャー企業 約650小間(予定)
[出展料]84,000円/小間(3日間・税込)
[出展申込締切]平成24年1月17日(火)(必着)
http://sougouten.smrj.go.jp/index.html
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2.FOODEX JAPAN2012中小機構「SEKAI KIZUNA」ブース出展者募集
◆中小機構では、海外バイヤーとのビジネスマッチング機会の創出を目的に、
「FOODEX JAPAN 2012春」MADE IN BY JAPANコーナー内にブース出展します。
現在、出展企業を募集中です。
[開催日程]平成24年3月6日(火)〜9日(金)
[場所]幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
[出展小間数]40社(予定)
[出展料]86,420円/小間(3日間・税込)
[出展者募集締切]12月12日(月)
http://www.smrj.go.jp/foodex-i/index.html
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◆◆◆関東地域◆◆◆
3.ライフプランセミナーのご案内
◆(公財)神奈川産業振興センター(KIP)では、中小企業の従業員のため
に「50歳代からのライフプラン・生活設計セミナー」を開催します。
※3回とも同内容。
[日時](第1回)平成23年12月16日(金)13:30〜17:00
(第2回)平成24年1月13日(金)13:30〜17:00
(第3回)平成24年2月10日(金)13:30〜17:00
[場所] 神奈川中小企業センタービル(横浜市中区)
[参加費] 5,000円(ただし、KIP会員は、3,000円)[定員]各回20名
http://www.kipc.or.jp/content/view/979/115/
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◆◆◆中部地域◆◆◆
4.「中部ものづくり基盤技術展」の開催
◆中小機構中部支部では、国の支援を受けた中小企業が実施する研究開発
プロジェクトの成果発表、事業化の支援などを目的とした技術展を開催し
ます。
[日時] 12月13日(火)10:00〜17:30
[場所] ウィンクあいち(名古屋市中村区)
[参加費]無料
http://www.smrj.go.jp/chubu/manage/monodukuri/051186.html
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◆◆◆近畿地域◆◆◆
5.「Create The Future〜理系大学生限定の就職イベント」の開催
◆尼崎商工会議所では、平成25年3月卒業予定の理系大学生・大学院生を対
象とした就職イベント・合同説明会を開催します。本就職イベントに出展
される企業を募集します。
[日時]12月17日(土)13:00〜17:00
[場所]尼崎商工会議所(兵庫県尼崎市)
http://www.amacci.or.jp/seminar/syutten1112/
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6.「空間デザイナーが教える流行るお店の創り方」セミナーの開催
◆和歌山県中小企業団体中央会では、飲食店、物販店、サービス業などのシ
ョップオーナーや経営幹部などの方々に、売れる店舗にするための販促とマ
ーケティングのヒントについて考えるセミナーを開催します。
[日時]12月13日(火)13:30〜15:30
[場所]ルミエール華月殿(和歌山県和歌山市)
[参加費]無料 [定員]40名(事前予約制/定員になり次第締め切り)
[申込締切]12月9日(金)
http://www.chuokai-wakayama.or.jp/chuokai/news/news-detail.php?no=112
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◆◆◆沖縄地域◆◆◆
7.「沖縄県投資環境説明会」及び「県内視察会」の開催
◆沖縄県では、県外及び国外の企業を対象に、製造、IT、観光リゾートなど多
くの分野における情報提供・交流の場として、説明会を開催します。
併せて、県内視察会を開催します。
[日時]説明会 12月12日(月)14:00〜17:00(交流会17:30〜19:00)
視察会 12月12日(月)又は13日(火)
[説明会場所]沖縄県自治会館ホール(沖縄県那覇市)
[参加費]無料(但し、現地までの交通費は自己負担)
http://www.okinawa-itpark.jp/contents/info/000516_1.html
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★支援機関ニュース★
◆「ひまわりほっとダイヤル」受付中
日本弁護士連合会の中小企業向け相談ダイヤル「ひまわりほっとダイヤル」で
は、弁護士が、東日本大震災で被災された中小企業者だけでなく、その取引先
などの相談(原則面談による)にも応じています。
震災関連の初回面談30分間は無料です(平成24年3月末まで)。
[受付時間]平日の10:00〜16:00(但し、12:00〜13:00を除きます)
[電話番号]0570−001−240(おおい ちゅうしょう)
※ご利用の際、通話料がかかります。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/sme/index.html
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◆中小企業ビジネス支援サイト【J-Net21】
あの人気商品はこうして開発された!「飲食品でヒット商品をつくる」では、
売れる商品をつくるコツを紹介します。
http://j-net21.smrj.go.jp/develop/foods/
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◆中小企業関係機関リンク集
http://www.chusho.meti.go.jp/link/index.html
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★調査・研究レポート★
◆10月の中小企業月次景況調査(11月24日発表)(全国中小企業団体中央会)
http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei11-10.htm
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★編集後記★
◆いつもe−中小企業ネットマガジンをご愛読いただきまして、どうもありが
とうございます。
明日から12月。今年もあと1ヶ月を残すのみとなりました。
明日12月1日は日本で初めて1万円札が登場した日です。昭和33年のことです
から、今から53年前になります。当時の1万円は、今の価値とは違いましたの
で、「庶民には高根の花 ボーナス袋にも飛び込んでこない」などと言われま
した。
聖徳太子が描かれたデザインは、記憶に残っておられる方も多いのではないで
しょうか。元々、聖徳太子がお札に初登場したのは、昭和5年に発行された百
圓札で、以後合計7回デザインされました。
聖徳太子は、西暦599年の大地震の後、家を無くしたり、生活に苦しんでいる
人々を救う施設を四天王寺の中につくりました。病院や薬局もあり、庶民の苦
しみを癒す福祉政策を行ったのです。
それから1300年の時が流れ、人々が昭和恐慌で苦しんだ時、太子にあやかろう
と紙幣に登場させました。しかし、終戦時、GHQがそれまでのお札の人物の
使用を禁じました。
太子のお札も姿を消そうとしたとき、当時の日銀総裁 一萬田 尚登(いちま
だ ひさと)は「太子こそ和を重んじた平和主義者。今こそ日本に必要な人物」
と強く出張。GHQも折れ、お札に残ることになりました。
聖徳太子の1万円札は、昭和59年に福沢諭吉にその地位を譲るまで、日本の戦
後復興、高度成長を長く見守ったのです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。(S.K.)
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ましたら、下記のアドレスへどうぞ!
chusho-netmagazine@meti.go.jp
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により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず詳細をご確認
のうえご利用願います。
◎本メールマガジン記載の巻頭コラムは、出典を明らかにして頂ければご自由
に引用することが可能です。ご不明な点は上記の編集局までお問い合せ下さい。
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