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       ■■  編集&発行=e−中小企業庁&ネットワーク推進協議会
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                    中小企業庁/中小企業基盤整備機構

□━━━━━━━━━━━Vol.441/2010. 8. 4━━━━━━━━━━━━━□

<今週のインデックス>

★巻頭コラム★「「瓦屋さん」が自社ブランドのベビーカーを開発」
  
★こんにちは!中小企業庁です★〜中小企業庁から最新情報のお知らせです〜
   「2010年APEC中小企業大臣会合の開催」など。

★今週のトピックス★
【全国向け】1.「平成22年度イノベーションコーディネータ表彰」募集
       2.「環境担当者向け廃棄物研修コース」の開催

【北海道地域】3.「フォーマルメソッド普及促進セミナー 2010 in 札幌」
        4.平成22年度「国内クレジット制度活用セミナーin 旭川」

【関東地域】5.インキュベーションオフィスの入居者募集
       6.「創業フォーラムin 横須賀 「食の創業」」の開催

【中部地域】7.事業承継セミナー&個別相談会
         「成功へのバトンタッチ 事業承継14の法則!」の開催

【近畿地域】8.「ビジネスプラン ブラッシュアップ講座」の開催
       9.「国内クレジット制度活用セミナー」の開催
       10.「中小企業に必要な『お客様とのトラブル回避策
         〜債権管理・回収・クレーム処理等〜』」の開催

【中国地域】11.中国経済産業局広報誌「旬レポ中国地域」8月号を公開

★支援機関ニュース★
   「中小企業施策普及紙『中小企業振興』8月1日号発行のお知らせ」など。

★調査・研究レポート★
  
★編集後記★

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                  ★巻頭コラム★
         「「瓦屋さん」が自社ブランドのベビーカーを開発」

◆瓦屋さんがベビーカーを開発し、自社ブランドで販売を始めた―住宅資材の
製造販売を手掛ける高橋製瓦(岐阜市)が、純国産のベビーカー(ブランド名
=CURIO「キュリオ」)を売り出した。「なぜ瓦屋さんがベビーカーな
の?」と開発・販売担当の高橋陽介取締役事業部長はいろんな人から尋ねられ、
その反響の大きさにうれしい悲鳴をあげている。

◆高橋取締役は大手建設会社のサラリーマンだったが、4年ほど前にやめて父
親が社長を務める同社に入社した。ただ入社前から「何とか自分のブランドを
持ちたい」と自社製品開発を視野に入れていた。そのうち男の子が誕生しベ
ビーカーを探したところ「気に入るものがなく自分で作ってみるか」(同)と
考えたことが「キュリオ」開発のきっかけだった。

◆同氏は子供のころから「タイヤの付いた乗り物が大好き」(同)。退職金と
公的資金を合わせて開発資金をつくり3年ほどかけてベビーカーを製品化した。
愛知、岐阜県は元々車椅子の製造が盛んな地域。デザイン、設計を自ら行い、
製造は国内ベビーカーメーカーの下請企業に依頼した。国内で販売されている
日本製品はほとんどが中国製で、残りが海外ブランドの輸入物だという。その
点、キュリオは純日本製というのが「売り」の一つだ。

◆「当初男性向けの育児支援に」(同)と考えただけあって、タイヤが従来の
国内メーカーの標準的な製品より大きく安定性がある。またタイヤはもちろん
シートやその他部品の交換もできるため長く使えるという利点もある。さらに
スーパーの買物カゴもすっぽり収まるなど実務的な構造になっているのに加え、
EU基準認証も取得済みで品質や安全性も実証済みだ。「カッコいい、かわい
い」と女性ファンも増えている。

◆ただ「作るのは得意だがどうやって売るのか全く知識も経験もなかった」
(同)ため、販売・PRのやり方に関し中小企業基盤整備機構中部支部の支援
を受けた。今年1月から4カ月にわたりモニター販売を実施、反応が良かった
ため5月から一般への本格販売を始めた。価格は国内他社製品よりやや高めだ
が、富裕層をターゲットにしているわけではなく「ベビーカーにこだわりを持
ち、この製品をぜひ使いたいという人に供給したい」と当面、少量生産方式で
進む考え。「異色のベビーカーメーカー」の今後に期待しよう。(編集子)
        
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          ★こんにちは! 中小企業庁です!★

中小企業を全力をあげて応援します!
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          ☆☆☆今週のトップニュース☆☆☆

◆2010年APEC中小企業大臣会合(SMEMM)等の開催

10月1日(金)〜3日(日)に、2010年APEC(アジア太平洋経済協力)中小企業
大臣会合( SMEMM)及び関連するシンポジウム、国際見本市などが、岐阜市
(岐阜都ホテルほか)で開催されます。

本年の中小企業大臣会合は、「中小企業とアジア太平洋:二つのエンジンによ
る経済活性化戦略」を主要なテーマとして、アジア太平洋地域の中小企業担当
閣僚が一堂に会し、アジア太平洋地域の中小企業の長期的な成長戦略について
議論を行うことを目的としています。

また、10月 1日(金)には、閣僚をはじめ、著名な企業家や学者の方を招いた
シンポジウムを開催し、中小企業政策の在り方について議論を行う予定です。
さらに、10月1日(金)〜10月3日(日)の期間で日本及びアジア太平洋地域の
中小企業を集めた国際見本市も併せて開催致します。

[日程・場所]
  10月1日(金) 中小企業シンポジウム(長良川国際会議場)
  10月2日(土)、3日(日) 中小企業大臣会合(SMEMM)(岐阜都ホテル)
  10月2日(土) 歓迎行事(岐阜グランドホテルほか)
  10月3日(日) サイトツアー(岐阜市近郊の中小企業)
  10月1日(金)〜3日(日) 中小企業国際見本市(岐阜メモリアルセンター)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kokusai/2010/100802APEC-SMEMM.htm
……………………………………………………………………………………………
◆「中小企業IT経営力大賞2011」の募集開始

経済産業省では、優れたIT経営を実現し、かつ他の中小企業がIT経営に取り組
む際の参考となるような中小企業や組織に贈る「中小企業IT経営力大賞」の募
集を開始しました。
[募集期間]7月30日(金)〜9月30日(木)17:00
[公表]平成23年2月上旬
[表彰式]平成23年2月24日(木)(予定)
詳細は以下サイトをご覧ください。
http://www.it-partnership.jp/award/2011/application.html
……………………………………………………………………………………………
          ☆☆☆今週の主なニュース☆☆☆

◆小規模企業共済制度の加入対象者拡大の詳細が決まりました

平成23年1月1日から個人事業主の「共同経営者」で一定の要件を満たす2人ま
で加入対象者が拡大されます。詳しくは下記サイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyosai/2010/100729Kaisei.htm
http://www.smrj.go.jp/skyosai/announce/053686.html
……………………………………………………………………………………………
◆平成21年中小企業実態基本調査(確報)の公表

中小企業の実態の研究や財務分析、政府や地方公共団体の中小企業施策の企画
立案など、幅広くご活用いただければ幸いです。
また、本調査の実施に際し、中小企業者の皆様はもとより関係各機関から多大
なご協力をいただきました。どうもありがとうございました。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kihon/index.htm
……………………………………………………………………………………………
◆規模別製造工業生産指数6月分速報について

平成22年6月分速報値及び最新の統計表については以下サイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kibobetu/index.htm
……………………………………………………………………………………………
◆平成22年度「戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金」の第 2次公
募結果(採択事業の決定)について

採択結果につきましては以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2010/100728SenryakuKouboKekka2th.htm
……………………………………………………………………………………………
◆「海外展示会出展サポート」の支援対象企業を募集

中小機構では、海外市場開拓に意欲的な中小企業の支援として海外展示会出展
サポートを行っており、そのサポートを利用する中小企業を募集しています。
海外見本市などへの支援スタッフの派遣や、準備段階の研修から出展後の国内
でのフォローまで一貫して総合的にサポートします。

[応募締め切り]8月19日(木)18時必着です。
[募集している展示会候補]
◇JAPPE広州(2010日系自動車部品販売調達展示会)
                   =中国・広州、12月21日〜23日
◇IETF(インド国際産業&技術フェア2011)
          =インド・ニューデリー、2011年2月10日〜12日
http://www.smrj.go.jp/keiei/kokusai/news/053455.html
……………………………………………………………………………………………
◆ケータイから見られる「モバイル中小企業庁」開設中

携帯電話専用の中小企業施策検索サイト「モバイル中小企業庁」を用意してい
ます。外出先から、携帯電話で、最新の中小企業支援策などの情報を、簡単に
入手することができます。

ポケットブック「中小企業の皆さんを応援します!」の最新号夏号や毎月発行
するチラシ「中小企業を応援します!」8月号を見ることができます。
http://chusho.mjmk.jp/

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★今週のトピックス★
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◆◆◆全国向け◆◆◆

1.「平成22年度イノベーションコーディネータ表彰」候補者募集

◆(独)科学技術振興機構 (JST)では、産学官連携による研究開発や企業化
などをコーディネートする人材を表彰します。本表彰の候補者の募集をしてい
ます。

[募集期間]7月16日(金)〜8月23日(月) 正午〆切
[受賞者発表]11月上旬
[表彰式]11月29日(月)
※「全国イノベーションコーディネータフォーラム2010」で表彰式を予定。
http://www.sanrentenkai.jp/ica2010/
……………………………………………………………………………………………
2.「環境担当者向け廃棄物研修コース」の開催

◆(社)産業環境管理協会では、公害防止管理者や産業廃棄物の取扱担当者な
ど環境関連部署に所属している方を対象に、「廃棄物処理法」の基礎や罰則強
化など今般の法改正について解説する研修会を開催します。

[日程・場所]9月3日(金)東京会場 恵比寿スバルビル(東京都渋谷区)
       9月14日(火)札幌会場 北海道庁赤れんが庁舎(札幌市中央区)
[時間]9:30〜17:00
[参加費]15,000円   [定員]各会場100名
http://www.biz.jemai.or.jp/kenshu/pg3.html

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◆◆◆北海道地域◆◆◆

3.「フォーマルメソッド普及促進セミナー 2010 in 札幌」の開催

◆北海道経済産業局では、「形式手法」の普及促進を通じた新たなビジネス
機会創出を目的に、我が国の最新の現状と取組を紹介するセミナーを開催し
ます。

[日時] 8月27日(金)14:00〜19:00
[場所] ホテルニューオータニ札幌(札幌市中央区)
[参加費] 無料 [定員]100名
http://www.hkd.meti.go.jp/hokim/fm_seminar/index.htm
……………………………………………………………………………………………
4.平成22年度「国内クレジット制度活用セミナーin 旭川」の開催

◆北海道経済産業局では、国内クレジット制度の普及促進のため同制度の概要
や活用事例などを紹介するセミナーを開催します。

[日時] 8月27日(金)14:00〜16:00
[場所] 藤田観光ワシントンホテル旭川(北海道旭川市)
[参加費] 無料 [定員]80名
http://www.hkd.meti.go.jp/hokni/cdm_a/index.htm

≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
◆◆◆関東地域◆◆◆

5.インキュベーションオフィスの入居者募集

◆(財)東京都中小企業振興公社では、インキュベーションオフィスの入居者
を募集しております。

・「ベンチャーKANDA」
[施設見学]8月11日(水)〜13日(金)14:00〜16:00 ※要電話予約
[募集期間]8月16日(月)〜20日(金)9:00〜17:00
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1007/0001.html

・「インキュベーションオフィス・TAMA」
[施設見学]随時(土・日・祝日を除く)  ※要電話予約
[募集期間]7月13日(火)〜8月12日(木)(土・日・祝日を除く)
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1003/0018.html
……………………………………………………………………………………………
6.「創業フォーラムin 横須賀 「食の創業」」の開催

◆神奈川県では、創業に関心のある方やこれから創業を考えている方などを対
象に、農水産物や観光資源など、三浦半島の豊かな地域資源を活用した創業を
考えるフォーラムを開催します。

[日時]8月28日(土)13:30〜16:30
[場所]横須賀商工会議所(横須賀市)
[参加費]無料  [定員]100名
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/yokosanac/shoukouroudou/shoukou/sougyomain.html

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◆◆◆中部地域◆◆◆

7.事業承継セミナー&個別相談会
  「成功へのバトンタッチ 事業承継14の法則!」の開催

◆富山商工会議所などで構成する「元気とやま創造中小企業支援ネットワー
ク」は、事業承継に関心を持つ経営者を対象に、自ら強烈な事業承継体験を
持つ講師を迎え成功につながる事業承継の進め方のセミナーを開催します。

[日時]8月19日(木)13:30〜17:00
[場所]富山商工会議所(富山市)
[参加費]無料 [定員]50名
http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/topics/220819.html

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◆◆◆近畿地域◆◆◆

8.「ビジネスプラン ブラッシュアップ講座」の開催

(財)神戸市産業振興財団では、ビジネスを始められた方など、具体的なビジ
ネスプランを持つ方を対象に講座を開催します。先を見据えたビジョン・戦略
や具体的な行動計画の策定のプロセスを学びます。

[日時]初回は8月26日(木)(全8回)18:00〜20:00
      ※途中の回からの参加も可能です。
[場所]神戸市産業振興センター(神戸市中央区)
[参加費]無料(3月の交流会のみ3,000円)
http://www.kobe-ipc.or.jp/up_tp/tp_file_616_65244423.pdf
……………………………………………………………………………………………
9.「国内クレジット制度活用セミナー」の開催

◆豊中商工会議所では、中小企業がCO2を削減する設備を導入することによ
り、削減したCO2排出量を大企業が排出権(クレジット)として買い取る制
度「国内クレジット制度」活用のためのソフト支援事業を説明します。

[日時]8月23日(月)14:00〜16:00
[場所]豊中商工会議所(大阪府豊中市)
[参加費]無料  [定員]50名程度
http://www.ooaana.or.jp/seminar/credit1008/
……………………………………………………………………………………………
10.「中小企業に必要な『お客様とのトラブル回避策〜債権管理・回収・
   クレーム処理等〜』」の開催

◆大阪市の中小企業支援センターである大阪産業創造館では、中小企業の現場
をよく知る弁護士が、契約〜債権管理〜回収・クレーム処理のそれぞれの段階
でのトラブル防止や対処のポイントについて解説するセミナーを開催します。

[日時]8月31日(火) 18:30〜20:30
[場所]大阪産業創造館(大阪市中央区)
[参加費]1,000円(税込)
http://www.sansokan.jp/ns/

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◆◆◆中国地域◆◆◆

11.中国経済産業局広報誌「旬レポ中国地域」8月号を公開

◆今回の特集は「太陽電池関連産業クラスタープロジェクト」です。調査・報
告では「マツダからのニーズ発信会及びベンチマーキング講習会」について紹
介しています。是非ご覧ください。
http://www.chugoku.meti.go.jp/info/densikoho/MT.htm

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★支援機関ニュース★

◆中小機構 宮崎県の口蹄疫被害に対し「宮崎緊急支援対策室」を設置

宮崎県の口蹄疫に関する移動制限解除に伴い中小機構では、被害を被った中小
企業者に経営相談等の支援を行うため、専門家等が常駐する「宮崎緊急支援対
策室」を設置しました。

[場所]宮崎県中小企業会館(宮崎市)
[相談対応時間]平日09:00〜17:00
[電話]080-1790-5496及び080-2695-0538
http://www.smrj.go.jp/kikou/press/kyushu/012181.html
……………………………………………………………………………………………
◆中小企業ビジネス支援ポータルサイト【J-Net21】
「小売・流通業の新常識」では、繁盛している小売・流通業の事例など、参考
になる情報が満載!「売れるヒント」を導きます。
http://j-net21.smrj.go.jp/well/shinjosiki/
……………………………………………………………………………………………
◆中小企業施策普及紙『中小企業振興』8月1日号発行のお知らせ(中小機構)

「中小機構ファンド事業再編」「成長戦略総合支援プログラム(商工中金)」
「ベンチャープラザファンド in Tokyo」「『日本の素敵、再発見』
プロジェクト−日本夏市」他、中小企業施策情報満載。
http://www.smrj.go.jp/kikou/info/shinko/index.html
……………………………………………………………………………………………
◆中小企業関係機関リンク集
http://www.chusho.meti.go.jp/link/index.html
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            ★調査・研究レポート★

◆早期景気観測調査(2010年7月調査・7月30日発表:日本商工会議所)
http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html
……………………………………………………………………………………………
◆中小企業月次景況観測(2010年7月調査:商工中金)
http://www.shokochukin.co.jp/report/kansoku/pdf/cb2010_07.pdf
……………………………………………………………………………………………
◆「平成22年7月15日の山口県における大雨災害に関する特別相談窓口」開設
http://www.shokochukin.co.jp/newsrelease/pdf/nr_100716_01.pdf
……………………………………………………………………………………………
◆「平成22年7月の広島県における大雨災害に関する特別相談窓口」の開設
http://www.shokochukin.co.jp/newsrelease/pdf/nr_100720_01.pdf

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   ★編集後記★
◆いつもe−中小企業ネットマガジンをご愛読いただきまして、どうもありが
とうございます。

江戸時代の後期。文政13(1830)年8月4日、吉田松陰は長州藩に生まれました。

松陰の人並み外れた行動は数多くありますが、あえて3つに大別してみます。
一つは「死をも恐れない勇気」です。21歳の時には、現在でも難しいと言われ
る冬の越後山脈を歩いて越えました。また、死罪を覚悟でペリーの黒船に近づ
きアメリカに渡ろうとします。

二つ目は「学びにこだわった」ことです。黒船に近づこうとし、長州藩に戻さ
れ獄に入れられましたが、囚人たちの前で、いきなり「孟子」についての講義
を始めます。囚人仲間にも得意分野の先生をさせ、俳諧、和歌、漢文などの講
義が獄内で次々に始まります。あまりの面白さに牢番たちまで正座して聞くよ
うになり、挙げ句の果てに牢番志願者が増えていったそうです。

三つ目は「人を残した」ということです。松陰が出獄してから開いた松下村塾
は実質1年少しで幕を閉じますが、この間に高杉晋作、伊藤博文らが松陰に学
びました。松陰の講義内容も素晴らしかったに違いありませんが、それより彼
の熱い思い、情熱に触れたかったのだと言われています。

松陰自身は、幕府に捉えられ、聞かれてもいないのに「老中を殺そうとした」
と自白して、死罪になります。しかし、彼の行動は、この後、着実に新しい時
代を切り開いていきました。ペリーも、松陰の行動を見て「日本の前途は何と
可能性を秘めていることか」と記しています。
多くを残してこの世を去った吉田松陰。30年の生涯でした。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。(S.K.)

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ましたら、下記のアドレスへどうぞ! 
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により内容が変更、終了しているケースもあり得ますので、必ず詳細をご確認
のうえご利用願います。

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